2015年 12月 23日
「スナ・フジタ展 うつわの中の物語」 石果
「 スナ・フジタ展 ～うつわの中の物語～ 」（12/27迄） を開催中です。
本展では、共同作品のスナ・フジタの他に、藤田匠平さんと山野千里さんの個人作家としての作品も一部展示しています。
写真は、石果（せっか）と呼ばれるシリーズ。ご主人の藤田匠平さん作です。石果とは文字通り、果実のような印象の陶作品です。今回は、フタモノ、振り出し、小瓶、花入れ、掛花などが並んでいます。
色土、釉薬を何層にも重ねたうえで、最終的に表面を削り出して、この色と質感を得ています。例えて言えば、クレヨンの重ね描きをスクラッチしたような工程を思い浮かべれば分かり易いかもしれません。しかし硬質に焼かれた釉薬を手で削り出す作業は、クレヨンとは違い、とても手間のかかる仕事です。
写真でお分かりの通り、その色彩は多層的で奥行きがあり、重なり合う色の変化が魅力的です。
美味しそうな果物、さわやかなシャーベット、夜の星空、色が溶けあう水彩画など、色彩の立体物が醸し出す幻想の世界に魅せられる方も多いのではないでしょうか。
※ご紹介品は売約済みの場合がございます。何卒ご了承ください。
本展では、共同作品のスナ・フジタの他に、藤田匠平さんと山野千里さんの個人作家としての作品も一部展示しています。
写真は、石果（せっか）と呼ばれるシリーズ。ご主人の藤田匠平さん作です。石果とは文字通り、果実のような印象の陶作品です。今回は、フタモノ、振り出し、小瓶、花入れ、掛花などが並んでいます。
色土、釉薬を何層にも重ねたうえで、最終的に表面を削り出して、この色と質感を得ています。例えて言えば、クレヨンの重ね描きをスクラッチしたような工程を思い浮かべれば分かり易いかもしれません。しかし硬質に焼かれた釉薬を手で削り出す作業は、クレヨンとは違い、とても手間のかかる仕事です。
写真でお分かりの通り、その色彩は多層的で奥行きがあり、重なり合う色の変化が魅力的です。
美味しそうな果物、さわやかなシャーベット、夜の星空、色が溶けあう水彩画など、色彩の立体物が醸し出す幻想の世界に魅せられる方も多いのではないでしょうか。
※ご紹介品は売約済みの場合がございます。何卒ご了承ください。
スナ・フジタ展 ～うつわの中の物語～
2015年12月12日（土）～27日（日） ＊12月18日（金）は休み
営業時間 11時～18時
ギャラリーうつわノート（埼玉県川越市） 地図
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プロフィール
藤田匠平 （ふじた しょうへい）
1968年 和歌山県生まれ
1995年 京都市立芸術大学工芸科大学院修了
1997年 Edinburgh College Of Art（イギリス）修了
2003年 京都市高雄に工房設立
2015年 現在、瀬戸内海の島（愛媛県）にて製作
山野千里（やまの ちさと）
1977年 大阪市生まれ
2005年 京都市立芸術大学工芸科大学院修了
2015年 現在、瀬戸内海の島（愛媛県）にて製作
by sora_hikari | 2015-12-23 18:03 | スナ・フジタ
