2013年 11月 01日 「 三笘修 陶展 ~凪のうつわ~ 」 開催のご案内

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11月2日（土）~12日（火）に開催する「 三笘修 陶展　~凪のうつわ~ 」（みとまおさむ　なぎのうつわ）のご案内です。

三笘修（みとまおさむ）さんは、大分県の山間にある小さな村で器を作っています。三笘さんの器の印象は、とても静か。まるで凪（な）いだ海に浮かぶ小舟のように静かに佇（たたず）んでいます。その理由は三笘さんの器の作り方にあります。スライスした粘土を型に押し当てて、ぺちぺちと叩いて形を作っていく方法です。ろくろ挽きのように動的な流れを出すのではなく、動きを止めて内へ内へ向かって作り込んでいます。さらに三笘さんのこつこつとした器づくりの姿勢も、その静かさに繋がっているように思います。周辺で調達できる粘土や釉薬となる木灰を地道に使い、自分らしい器にしていきます。決して欲張らず派手な方には向かいません。毎日毎日の畑仕事や家事と同じように、こつこつとです。そんな三笘さんの器を、今回は「凪（なぎ）のうつわ」と表してみました。動きを抑えた器は、まるで風も波も止まった海面のように物静かです。しかし海に深い深い底があるように、その器にも思慮深い奥行きを感じるのです。秋も盛りを迎え、やがて冬の準備もはじまる頃。どうぞ器を手に包んで、その深遠な世界を感じてみて下さい。うつわノート店主

三笘 修 プロフィール
1973年　大分県生まれ
1996年　東京学芸大卒業
1997年　陶芸家・寄神宗美氏に師事。京都、信楽にて陶芸を学ぶ
2001年　愛知県常滑市にて独立
2007年 大分県日田市に移住
2013年　現在、大分県日田市にて製作

三笘 修 陶展　~凪のうつわ~ 　
2013年11月2日（土）～12日（火）　会期中無休
営業時間 11:00～18:00 　
作家在廊日 11月2日(土)
ギャラリーうつわノート （埼玉県川越市）　地図


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