常設展示:荒賀文成 馬たらい6寸鉢

常設展示:荒賀文成 馬たらい6寸鉢_d0087761_17231913.jpg
荒賀文成 馬たらい6寸焼締鉢 3780円

京都の荒賀文成さんの焼締め鉢。荒賀さんは白い器(粉引)を中心に作っていますが、このような焼締めも一部見ることができます。「馬たらい」(うまたらい・ばたらい)は、文字通り戦国期に馬をあらった盥(たらい)に語源があるそうですが、陣中にそのたらいに水を入れ花を活けたというなんとも風雅な言い伝えもあるようです。花を入れる水盤でもある馬たらいを、荒賀さんなりに咀嚼し「食」の鉢として作っています。形状は天目茶碗を彷彿させるスッポン口(2段絞りの口造り)と底が締まった高台です。焼締めながら、すっきりとした美しいフォルムです。

3月16日(土)~26日(火)は「残欠展」を開催します。


ギャラリー うつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
11:00~18:00
定休日:水曜・木曜(常設展示期間)

営業スケジュール (営業カレンダー
常設展: 3月08日(金)~12日(火)
搬入休: 3月13日(水)~15日(金)
残欠展: 3月16日(土)~26日(火) ※会期中無休


by sora_hikari | 2013-03-09 17:52 | 荒賀文成さん

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