2013年 02月 12日
大正名器鑑
茶人・高橋箒庵(そうあん)☆によって編纂された茶入や茶碗のカタログ「大正名器鑑」。大正10年から昭和元年にかけて刊行された全9編13冊に及ぶ大作です。いわゆる名物と言われる逸品の茶道具。当時は一般人の目に触れることはなかった名品であろうと思います。原著は目にする機会はなかなかありません。また1996年に出た復刻版の方も高額で取引きされているようです。そんな「大正名器鑑」が、国立国会図書館の運営する近代デジタルライブラリーで公開されています。写真は白黒で鮮明さはありませんが、茶道具の原点に触れる貴重な機会だと思います。
近代デジタルライブラリー (国立国会図書館)
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by sora_hikari | 2013-02-12 22:12 | 本