2012年 12月 23日
濱中史朗 展 @ さる山








元麻布のさる山で開催されている濱中史朗さんの個展に行ってきました。さる山さんの年末を締めくくる恒例の展示会です。濱中さんの作る器は一貫して鋭敏な存在感を持っています。磁器の焼締めからはじまり、黒レザー、ブロンズ系の金属釉など硬質な表面を纏いながら、一種の痛さを伴った美の世界を形成してきました。それはゴシックスタイルやアナトミーなどに見る少し倒錯したフェティシズムの美的感覚に通じます。今回の個展では、alternative whiteというサブタイトルにあるように新しい質感の白い器が並んでいました。光沢のある白が、スカルやカップ、燭台という形を得ることで妙に艶めかしい存在に感じたのは、さる山さんというお店の空間の演出もあったかもしれません。萩焼の伝統の家を継ぎながら、自分の世界観をぶれずに示し続けるこの展示会は、濱中史朗さんと猿山修さんの方向性を定点観測する意味でも興味深いです。
濱中史朗 展 alternative white
2012年12月15日(土)~23日(日)
さる山 (東京・元麻布) ホームページ
※本展紹介記事
honeyee.com
OPENERS
by sora_hikari | 2012-12-23 21:44 | 濱中史朗さん


