加地学 展 ~北の国から~ 明日迄

「加地学展 ~北の国から~」会期:9月15日(土)~25日(火)。会期もあと1日のみとなりました。どうぞこの機会にご覧頂ければ幸いです。本日写真でご紹介しているのは、カラカラ、酒盃などです。カラカラとは、鹿児島や沖縄で作られた酒注ぎの呼称です。徳利のようにお酒を楽しむ道具としてユニークな形をしています。酒盃は、南蛮焼締や粉引が揃っています。今週日曜日の中秋の名月を眺めながらの一杯も乙かもしれません。また、写真の一番下の2枚は、加地さんのご自宅で日々お使いになっている焼締の器です。洗剤は使わず、たわしで洗うだけ。焼締特有の角がとれて、滑らかでしっとりした肌になっています。育つ器の好例として展示しています。さて、加地さんのお話。届く便りはフェリーの中で書いた手紙。焼き物を通じた多くの人情話。週1回のみ高校で臨時職として教える授業では、寅さんの映画上映。加地さんを取り巻く話は、何故か時代がかった懐かしさがあります。加地さんの人柄なのか、暮らしぶりからくるイメージなのか分かりませんが、そこには何か忘れてしまった大切なことがあるように思います。そんな話とお作りになる器が、繋がっています。情とか信念とか、熱いソウルを感じる器。今の器に、もしトレンドがあるのだとしたら、抑制的で、融和的な方向にあるかもしれません。作為を抑えた道具としての美しさが称えられるのは、とても良い時代だと思います。しかし、一方でそこには、淡泊で均質化した焼き物に落ち得る危険性もあるように思います。加地さんの器には、そんな時代に対して、土を焼くという原点の大切さを忘れないプリミティブな強さを感じます。それは、旧来の型式や権威を着たヤキモノの世界とは違った、日常の器に求める情感だと思います。加地さんの器を見ると、あらためて、土を焼いて生まれる器の楽しさを感じます。そんな魅力にも目を向け続けたいと思います。

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南蛮焼締カラカラ:9450円

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粉引カラカラ:6300円

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粉引カラカラ:6300円

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刷毛目カラカラ:6300円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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粉引酒盃:1890円

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粉引酒盃:1575円

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粉引酒盃:1890円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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南蛮焼締酒盃:2100円

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粉引酒盃:1575円

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南蛮焼締小鉢:3675円

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粉引小鉢:2625円

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南蛮焼締鉢:3675円

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粉引豆皿:1575円

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加地さんの自宅で使い込んで肌が滑らかになった焼締碗(非売品)

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加地さんの自宅で使い込んで肌が滑らかになった焼締小皿(非売品)


加地 学展 ~北の国から~
2012年9月15日(土)~25日(火) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00  
ギャラリーうつわノート (埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2012-09-24 19:39 | 加地学2012

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