Miyawaki Modern 展オープン

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Miyawaki Modern展が本日よりオープンしました。Miyawaki Modernの宮脇誠さんは、学生時代より名古屋のアンティークショップで7年間の勤めを経験し、2001年から自らパリに趣き、独自の古物の世界を開かれました。当時のアンティークはまだイギリス系の豪華で重厚な家具や煌びやかな食器を軸とするものが主流だったそうです。今でこそフランスを中心とすブロカントの世界は、幅の広い方々の支持を受けていますが、宮脇さんがパリで活動をはじめた頃は、地味で素朴なフランスものを選ぶ方は少なかったと聞きます。同時代的にいろいろな方達が、影響し合ってのことと思いますが、フランスものの枯れゆく退廃的な美に対する目の向け方に、少なからず宮脇さんがエポック的な役割を担われた意味は大きいように思います。器を自らの手によって作るという行為は創造的ですが、一方で選ぶという眼の行為もまた「創る」ことと同義なのだと思います。かつての茶人が当時何の価値も無い器から、その意味を見立てたように、古いものから美を見出すことは日本の精神的な遺伝子に組み込まれているのかもしれません。そう見ると、宮脇さんの選ぶ器や古道具は、海外のものでありながら、とても日本的な美意識との共通性を感じます。


Miyawaki Modern  フランスの古い器とその周辺
2011年9月28日(水)~10月4日(火) 会期中無休
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市)

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by sora_hikari | 2011-09-28 22:06 | 宮脇モダン2011

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