清水善行さんの白磁浅鉢

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2010年11月

清水善行さんの白磁浅鉢です。9寸(27センチ)。肉厚でずしりとした重さがあります。鈍い白と砂の目跡が特徴的です。目跡は、このような砂の他に貝や道具土を使う場合がありますが、窯の中で器を重ねて焼く際に溶けた釉薬が癒着しない為の方法です。古来の庶民の日常器を効率良く生産するための工夫だったようです。砂目は李朝の雑器に良く見られますが、清水さんが作る器には、そういう時代の暮らしの器への憧憬があるように思います。

by sora_hikari | 2011-03-11 10:39 | 清水善行さん

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