2011年 01月 27日
古いカフェオレボウル

手書きの花模様が描かれた古いカフェオレボウル。100年以上前にスペイン中東部の農村で使われていたもの。柔かい胎土を覆う濁色の白と欠けた口縁が時間の経過を感じさせます。汎用使いの多い西洋において、カフェオレボウルは、手に持ち口をつける器のため個人的な愛着が強い食器だと聞いたことがあります。実直な農家の家庭の日々を思い浮かべると、この素朴さが一層魅力的に見えてきます。
by sora_hikari | 2011-01-27 22:40 | 古いもの