2010年 06月 09日
三苫修・柴崎智香 二人展 @ ノーション
国立のノーションで開催されている三苫修さんと柴崎智香さんの二人展に行ってきました。三苫さんは大分県で陶器を、柴崎さんは埼玉県で鉄のお仕事をされています。今回、三苫さんは、枯れ風情の灰釉の器、錆化粧の花器、ペンキのような青色の小器、深い色の飴釉の器、そして鉄釉の器を展示しています。一方、柴崎さんは、夏の季節に合わせた蚊とり線香立てをはじめ、香立て、燭台、飾り鍵などの鉄小物、そして掛け花、ランプシェード、自在鉤、椅子などの室内を飾るインテリア用品を展示しています。陶と鉄。重なり合いと対比する要素。そんな組合せが面白い内容になっています。お互いにどこか朴訥とした静かな空気で繋がり合いながら、内面的な造形の三苫さんの器と、外向的な曲線の造形による柴崎さんの鉄具。お互いのフォルムや素材感が混ざり合って心地の良いハーモニーを生み出しています。
三苫修・柴崎智香 二人展
2010年6月9日(水)~14日(月)
10:00~19:00 (最終日は17:00まで)
器の店 ノーション (東京・国立) ホームページ
by sora_hikari | 2010-06-09 23:36 | 柴崎智香さん