阿南維也 展 @ 千鳥

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水道橋の千鳥で開催されている阿南維也(あなん・これや)さんの個展に行ってきました。阿南さんは、大分県で白磁の器を中心に作っておられます。東京の体育大学卒業後、職人に憧れ有田の窯業学校で1年間絵付けを学び、その後、有田と宮崎の窯元で6年の修業をされたそうです。今回が東京・初個展。鎬の施された白磁の器が多く展示されています。有田磁器に見られる明瞭な白を求めたものとは違い、やや薄灰色がかった白。土の純度を落とすことで、より生活の日常性に近づくことを意識されているように感じました。造りは、洋の形やモダンな形をしたものが多く、現代の食卓に合うシャープな器になっています。それらの器体をさらに特徴づけているのは、器の表面を線状に削って模様づけした鎬(しのぎ)です。ストライプ状、格子状の鎬が、ある器では側面全体に、ある器では部分的に施されていて、器の個性を効果的に作り出しています。ご本人とは面識はないのですが、男っぽい骨太な人物だとお聞きしました。一方お作りなる器は、繊細なお仕事をされています。東京という街で多くのお客様と出会い、その経験をどう活かされていくのか、これからの器づくりも楽しみです。

※取材記事( kakule.jp、 OITA SHOKU


阿南維也 展
2010年4月3日(土)~11日(日)
11:00~19:00
千鳥 (東京・水道橋) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-04-05 23:58 | 阿南維也さん

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