片瀬和宏 陶展 @ 福果

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神保町のギャラリー福果(ふっか)で開催されている片瀬和宏さんの個展に行ってきました。片瀬さんは、沖縄芸大を卒業後、瀬戸で鋳込みの技法を学び、現在は愛知県豊田市で制作されています。今回の個展は、「鋳型の幾多」というサブタイトルの通り、鋳込み型によって作られた器の数々が展示されています。マンガン系の金属釉で作られた黒い器、口縁や把手に金・銀彩を施した白磁の器、そして白磁に灰釉を掛けた器を見ることで出来ました。器は、ひとつの鋳型で作られたものではなく、いくつかの型で作ったパーツを組み合わせることで全体の形に仕上げています。特に壁面に付きだした台の上に置かれた小さな花器は、その立体の重なりがユニークな造形を生み出しています。それは、ロシア構成主義で見られる造形やバウハウスのボークラーやリンディヒのような陶器のイメージを彷彿させます。彫刻として見ても面白い造形です。鋳込みによるパーツの組合わせですから、手間のかかるお仕事だと思いますが、さらにこの形をいろいろと発展させた器を見てみたいと思いました。


片瀬和宏 陶展 ~鋳型の幾多~
2010年3月16日(火)~27日(土)
12:00~19:00 (最終日は17:00迄 / 日曜休廊 / 3月22日は開廊)
gallery 福果 (東京・神保町) ホームページ

片瀬和宏 陶展 @ 福果_d0087761_23244629.jpg


by sora_hikari | 2010-03-20 23:46 | 片瀬和宏さん

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