2010年 03月 15日
古道具と花 展 @ tadokorogaro








長野県松本市にあるtadokorogaroで開催されている「古道具と花 展」に行ってきました。ここは、tadokorogaro=つまりは、田所画廊とも読めるギャラリー。古い家屋を改装して、温石(おんじゃく)という日本料理のお店と併設された所です。主宰は、田所真理子さん。季刊誌、日々(☆)のイラストを描いていらっしゃることでも知られています。東京でご活躍された後、2005年からご主人とご一緒に、この地で和食のお店と同時に、ギャラリーを運営されているそうです。普段はご自身の絵を展示し、ときに企画展を開催されているそうです。今回お伺いした際は、切り花と古道具を扱うお店をやっておられる「草の根(くさのね)」による展示会が開催されていました。日本の古道具や家具に合わせてアレンジされた草花がディスプレイされていました。真っ白にペイントされたギャラリー内に、時代を経て古色を増した品々が引き立ち、そこにほんのささやかな生命を感じる草花が対比として活けられおり、その姿が象徴的で美しいです。日本料理の方は、6席のみ。自分たちの気持ちが届く範囲で、丁寧に料理をつくり届けていらっしゃるように思います。都会の喧騒から離れて、松本市を仕事と生活の場にされています。少しゆっくりとした時間のなかで、人と人の気持ちの伝わるお店とギャラリーです。
古道具と花 ~草の音~
2010年3月15日(月)~28日(日) 会期中無休
10:00~16:00 (3月21日・22日・28日は11:00~19:00)
tadokorogaro | 日本料理 温石
長野県松本市元町1-3-27
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by sora_hikari | 2010-03-15 23:58 | 見て歩き