植松永次 展 @ ルーサイト・ギャラリー

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柳橋のルーサイト・ギャラリーで開催されている植松永次さんの個展へ行ってきました。植松さんは三重県の伊賀丸柱で制作されています。元は絵画や版画をやられていたそうですが、その流れの中で土という素材に出会い現在のような土のオブジェや器づくりをされています。アートも工芸も、オブジェも器も特に意識のなかで境目はないそうです。土の持つ力強さと、それが火をくぐって生み出される表情を造形されています。大地を切り取ったままのような形、古代の土器のような形、アフリカの蟻塚のような形、地蔵のような形。作られる形状はさまざまです。そこに一貫して、大地から生まれた土の持つ生生しさが込められています。土に対する尊厳を抱き、人の営みとしてそれを儀式のように造形する。地球の長い長い時間の流れの中で、ある一瞬の形を表現されているのかもしれません。


植松永次 展
2010年3月12日(金)~18日(木) 会期中無休
11:00~19:00
ルーサイト・ギャラリー(東京都台東区柳橋1-28-8 / 03-5833-0936)

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by sora_hikari | 2010-03-13 22:38 | 植松永次さん

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