野口悦士展 @ ギャラリー旬

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広尾のギャラリー旬で開催されている野口悦士さんの個展へ行ってきました。野口さんは鹿児島県種子島で制作されています。今回が東京初個展。大学卒業後、種子島に移住し陶芸に取り組み、今年で10年目になる34歳。数年前に種子島窯の創始者でもある唐津の中里隆氏に師事したご経験もお持ちです。今回の個展では、南蛮焼締めの器が中心に展示されています。いずれも現地の土を使い、窖窯(あながま)や倒煙式窯によって薪焼成されたものです。南蛮特有の赤色の土が複雑な色合いに変化しています。鉢、皿、飯碗、土瓶、湯呑、片口、壺、徳利、向付、醤油さしなどの日常使いの器。どの器も力強く豪快な印象があります。勢いが残ったままの造形。そのベクトルは決してくどくなっておらず、まっすぐで素朴な方向性。焼き締めの魅力がたっぷりと引き出された器です。また南蛮焼き締め以外にも一部の白磁、緑釉、黒釉、粉引の作風も見ることができます。野口さんの東京デビュー。これからのご活躍が楽しみです。


野口悦士 展 ~南蛮~ 種子島より
2010年3月3日(水)~7日(日)
12:00~19:00
ギャラリー旬 (東京・広尾) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-03-03 23:50 | 野口悦士さん

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