小澤基晴 陶展 @ ラ・ロンダジル

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神楽坂のラ・ロンダジルで開催されている小澤基晴さんの個展へ行ってきました。小澤さんは岐阜県土岐市で制作されています。今回は、小澤さん独特の色遣いによる3色の器を見ることができます。鉄赤、淡黄、ブロンズ(茶)の3色。赤・黄・茶と書くと彩りが強そうに思うかもしれませんが、いずれもぐっと落ち着いた大人な色合いです。例えるなら、鉄赤は濃い朱漆のような品格のある色、淡黄は蒸したカボチャのようなホクホクした色、ブロンズ(茶)はココアのような甘い色。どの色も自然の持つ中和な色味ですから、食卓に心地の良いアクセントをつけてくれるように思います。この3色がお皿、鉢、カップ、花器など、いくつかの種類とサイズに使われています。いずれもシンプルでくせのない形。少し厚めに仕上げてあるため柔かな印象があります。小澤さんの作る器は、モダンな形を選びながら共通した優しさがあります。北欧の民芸のような暖かさ。研ぎ澄まされたクールな北欧デザインではなく、長い冬の生活のなかで培われた生活者のハンドクラフト。そういう積み重ねられた暮らしの中から生まれた道具との共通性を感じました。


小澤基晴 陶展
2010年1月23日(土)~28日(木)
12:00~19:00 (日曜は18:00迄、最終日は17:00迄)
ラ・ロンダジル(東京・神楽坂) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-01-23 23:40 | 小澤基晴さん

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