升たか 作陶展 @ 桃居

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西麻布の桃居で開催されている升たかさんの個展へ行ってきました。升さんは、東京で制作されています。今回の個展では、ポットや小皿などを多く見ることができました。升さんの作る器は、その絵柄がとても特徴的です。それは、中東や中国の古い絨毯や水墨画で描かれてきた遠い国の物語のようです。中国からペルシャまで続くシルクロードの世界。象、ラクダ、鳥、寅、鹿、猪。たくさんの動物。駱駝で旅する人、馬にまたがる人、笛を吹く人。いろいろな登場人物。扱われるモチーフは自在。そんないろいろなキャラクターたちが器を舞台に夢物語を演じています。どこか遠い国へ連れって行ってくれそうな、そんな楽しい想像が広がる器です。それは、古典的なモチーフのようでありながら、升さんの作りだした現代の彩りを湛えた空想世界です。イラストレーターとしてのお仕事もされているだけに、絵の味わいは格別のうまさがあります。器という立体世界をキャンパスにして描くことは、絵柄がぐるりと一周する連続感の面白さ、焼き物としての色の発色性、そして料理や飲み物と合わさることで倍増する楽しさ。魅せられてしまったのだろうと思います。使う人も楽しくなるのは、きっとそんな升さんの作っている時の、うきうき、わくわく感が、伝わってくるからなんだろうと思います。


升たか 作陶展
2009年12月14日(月)~12月19日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ

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by sora_hikari | 2009-12-18 22:44 | 升たかさん

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