2009年 11月 23日
岩田圭介 作陶展 @ 桃居
















西麻布の桃居で開催されている岩田圭介さんの個展へ行ってきました。各所で個展を開催されていますが、桃居でははじめての展示会になるそうです。岩田さんは福岡県で製作されています。大学の彫刻学科を卒業後、瀬戸の窯業学校で陶芸を学び、河本五郎氏に師事された後、1983年に独立されたそうです。岩田さんは、器からオブジェまで境目なく多彩な形や表現のものをお作りになられます。そのどれもが個性的で、軽やかな自在さを感じます。焼き物ならではの質感や可塑性を活かしながら、リズムを感じる色合いであったり、土器のような土質であったり、石のような重厚な質感があったりと、作る形状、用途によって、その印象は異なりますが、共通した空気感があるように思います。それは作品との適度な距離感のとり方にあるように感じます。それぞれ手づくりの作品なのですが、情念が籠り過ぎない一定の客観性とでも言えばいいのでしょうか、そういう対象への目線の置き方が、形や表現が違ってもクールなかっこ良さを生み出しているように思います。今回の個展に向けて寄せれたメッセージが桃居のホームページに掲載されていますが、その文章からも何故か同じようなトーンを感じるように思います。陶器をこのようなスタイルで表現してきた方として先駆けになる方なのだと思いますけれど、どこかそういう年齢や時間の積み重ねを感じさせない、飄々とした雰囲気が魅力的な展示作品だと思いました。
岩田圭介 作陶展
2009年11月23日(月)~11月28日(土)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ
by sora_hikari | 2009-11-23 23:17 | 岩田圭介さん


