「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」ありがとうございました

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」は本日終了しました。会期中は、猛暑、台風、そしてお盆休みにも関わらず、ご来店頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

谷口さんが卒業された多摩美で工芸を専攻される方は、どちらかと言うとアート作品を志向される事が多いと聞きます。いや、多摩美に限らず昨今の美大の工芸系はそのような傾向にあるのではないでしょうか。

一方、卒業後に社会経験を経て、クラフト(うつわ)を手掛ける方も増えています。それは市場の広がりや周辺作家の変化を目の当たりにすることで、制作と生活の均衡を量る経済的な帰結であるように思います。しかし、それ以上の動機として考えられるのは、自分が作ったものが実際に購買される=つまり自己承認を得られる「リアリティ」が大きなモチベーションに繋がっているのではないでしょうか。

アートからの転向(または掛け持ち)は決して妥協ではなく、創作することと実生活を繋ぐ選択であり、両者の昇華による結実であって欲しいと思います。どちらかの優劣を測るよりも、両者は表裏一体であり、「うつわ」もまたアート活動なのだと認識して頂ければと思います。

今回、谷口さんの「うつわ」を通じて感じたのは、アート作品としてのガラスと、実用のガラスに違和感がないことです。面白いのは表現的なうつわではなく、型吹きというむしろプロダクト的うつわを選んでいること。それは形状の相似を求めるのではなく、ガラスという素材の捉え方に一致がある点です。暮らしの道具にフォーカスしようと、ガラス特有のアート性を表現する方法もあるのです。

今回お持ち帰り頂きました谷口さんのガラス器が、皆様の食卓を、そして心を豊かにしてくれることを願っております。この度はありがとうございました。


これからの営業案内

うつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)
8/13(月)~9/7(金) 夏期休業
9/8(土)~9/16(日) スギサキマサノリ 展
9/17(月)~9/21(金) 搬出・設営休み
9/22(土)~9/30(日) 野口悦士 展

川越店の営業カレンダーはこちら


# by sora_hikari | 2018-08-12 20:12 | 谷口嘉展

「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」8日目

谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」の8日目。会期は明日8月12日(日曜)までとなります。

写真は神奈川県川崎市生田にある谷口さんの作業場。ガラスは調布の工房で吹き、後加工をこちらで行っています。

谷口さんは1978年生まれ、今年40歳を迎えます。多摩美術大学でガラスを学び、ガラス工房勤務や大学の助手を経て、ガラスによるインスタレーションを中心に活動してきました。ガラスに触れて17年が経つものの、「うつわ」だけの個展を行ったのが2016年ですから、うつわ作家としてのキャリアはまだ長い訳ではありません。

インスタレーション(写真参照)であれ、うつわであれ、谷口さんの作るガラスの特徴は、繊細であること。雨のように成形されたガラスの集合体や、透かした光を見せる作品など、その性質を捉えた在り方は、今の食器づくりの底流になっています。ご本人曰く、「ガラスが割れることは本来なら負の要素であるが、むしろその脆さ故にガラスは美しい」の通り、ガラスの脆弱かつ透明な特性を活かすことを信条としています。

また「うつわ」周辺の事情(流行、人物、お店等)に染まっていないことも、今の特徴のあるガラスの表現をもたらしているでしょう。あくまで自分の「ガラス」の延長線上に「うつわ」を置く。比較対象を求めない姿勢を後押ししているように思います。ネットを通じて事情を知り過ぎると、どうしても流行に感化されがちですが、それとは隔絶した独自の視点が新鮮だと思います。

明日の最終日は谷口さんが再度在廊しますので、この貴重な機会にどうぞご来店下さい。

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


# by sora_hikari | 2018-08-11 18:07 | 谷口嘉展

「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」7日目

谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」の7日目。会期は8月12日(日曜)まで。あと2日となりました。

儚く、脆く、そして美しいもの。
花の命、ガラスの水滴、そよぐ風、水面の揺らぎ、夏の蝉しぐれ、淡い初恋、全ての時間、、、うたかたの人生。

ガラス:谷口嘉 × 花:齊藤謙大

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


# by sora_hikari | 2018-08-10 22:38 | 谷口嘉展

「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」6日目

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」(8/12迄)の6日目。

順当に行くなら冷酒。アテの珍味にも良し。酒徒の作者なれば、器も具体的なイメージが膨らみます。

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


# by sora_hikari | 2018-08-09 18:12 | 谷口嘉展

「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」5日目

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」(8/12迄)の5日目。

理化学機器のドライさと、ゆらゆらガラスの懐かしさを併せもつ谷口さんのグラス。型吹きならではの厚さの均一性と圧着面のムラから生れます。

風が止まり、わずかに揺らぐ水面。風待ち、潮待ちの船。薄暮の止まった時間。その静けさは、凪(なぎ)の景色を想起させます。


谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


# by sora_hikari | 2018-08-08 17:49 | 谷口嘉展