「森岡成好展 うつわと言葉」12月3日(土)より

「森岡成好展 うつわと言葉」12月3日(土)より_d0087761_15574018.jpg


12月3日から始まる「森岡成好展 うつわと言葉」を準備中です。

森岡さんの書は、まず視覚から脳内にズバッと入って、そして後で意味を噛み締める、といった順序です。さらに森岡さんのお人柄と風貌を知っていれば、その深度が倍増します。強く、慈愛に満ち、そして元気をもらえる、そんな「書」を今展では展示販売します。

森岡成好 展 うつわと言葉
2022年12月3日(土)~11日(日)
※在廊はなくなりました。
11時~18時 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 

略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
2022年 和歌山県かつらぎ町にて制作

「森岡成好展 うつわと言葉」12月3日(土)より_d0087761_02283572.jpg
画像の拡大


上段
世阿弥「花」
種田山頭火「分け入っても分け入っても青い山」
「窯鳴 火炎 照我」
良寛「天上大風」

下段
種田山頭火「しぐるる土をふみしめてゆく」
松尾芭蕉「格に入り、格を出でて初めて自在を得べし」
吉田一穂「鳥跡汀 拾流木 焼魚介 勺濁酒 濤声騒 波蝕洞」
「一所不住」


# by sora_hikari | 2022-11-29 18:00 | 森岡成好展2022

北京 四時 Season 企画展

北京 四時 Season 企画展_d0087761_17073987.jpg

2020年に北京のギャラリー、四時seasonさんで行った企画展に引き続き、今年もうつわノート企画展を開催させて頂けることになりました。前回がpianissimoをテーマにした企画に対し、今回はfortissimoをタイトルにして「茶碗」を中心にした企画展となっております。

2022年11月26日~12月11日
主催 四时 Season 中国北京市
B06105B,PanjiamiaoNo.56,Fengtai,Beijing,China
https://www.instagram.com/season.artspace1/
企画 うつわノート

参加作家(五十音序,敬称略)
石黒剛一郎 @g.zeitgeist
内村慎太郎 @shintaro_uchimura
大平新五
大前悟 @satoru_oomae
小原ゆかり @soloring
橋本知成 @hashimoto_tom
古谷宣幸 @furutani_noriyuki
安永頼山 @yoriy0409
若杉聖子 @seikowakasugi

日本の茶道で使われる「茶碗」は特別な歴史を辿ってきました。日本のお茶は本来唐代の中国から伝わったものですが、室町時代の頃より日本独特の発展を遂げてきました。400年前に興った侘わび茶の世界で茶道具は一国の価値に匹敵し、命を賭しても手にしたい貴重な存在でした。現在も日本陶芸の世界では「茶碗」は至上のものとして扱われています。それは日本陶芸の美的基準でもあり、そこから様々な陶芸様式に多様化しています。時に権威的に見える「茶碗」を素直に見れば、やはり食器とは違う美術品としての価値が見えてきます。

今中国ではあらたなお茶の世界を迎えています。それに伴い日本の陶芸家も中国茶を学び、中国茶器も多く作られるようになっています。しかし今展では、その時流とは一線を画し、敢えて日本の茶道に基づく「茶碗」をご覧頂こうと思います。陶芸家として求める徹底的な拘り、侘び寂に通じる造形美、外形だけでは捉えられない内包された精神世界。それは単なる道具を超えて、時として手の中に納まる宇宙に例えられます。

中国と日本の喫茶方法や茶席で使われる茶道具には違いがありますが、お茶の奥深い精神世界では共通するものがあると思います。今回8人の陶芸家による茶碗と金工家の茶道具をご覧いただき、中国と日本のお茶の歴史が交錯し発展することを願っております。どうぞご高覧ください。

日本茶道中使用的茶碗有着很特别的历史由来。日本的茶最初自唐代的中国传入,室町时代(1336年-1573年)以来,一直以日本独有的风格传衍至今。400年前风靡的茶道世界里,茶器价值连城,甚至有人不惜为其赌上性命。在当今日本的陶艺里,茶碗也仍被视为至高无上的存在。茶碗也代表日本陶艺的审美标准,并推动日本陶艺的多样化发展。有时坦诚的去看待权威性的茶碗,的确能够发现不同于食器的艺术价值。

现在的中国正迎来茶道的新世界。与此同时,日本的陶艺家也在学习中国茶道,并制作中国茶器。然而本次展会我们要在当下潮流里作新的尝试,想让大家一睹日本茶道基础-『茶碗』的风采。陶艺家们执着的追求,侘寂的造型美,仅靠外形无法扑捉的内在精神世界,一一蕴涵其中。它不仅仅只是一件器皿,也是捧在手里的宇宙。

虽然中日茶道的饮茶方式以及茶具有所差异,但是茶道的内在精神世界却共鸣一处。本次展会我们会介绍8位陶艺家的茶碗和1位金工作家的茶道具,衷心希望中日两国的茶道重温历史,交错发展。恭候莅临。

うつわノート 松本

#安永頼山 #内村慎太郎 #古谷宣幸 #大平新五 #石黒剛一郎 #若杉聖子#橋本知成
#大前悟 #小原ゆかり #うつわノート #chawan #茶碗 #茶道

# by sora_hikari | 2022-11-29 09:00 | 北京四時season企画展

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02364050.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02364341.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02364584.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02364892.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02365061.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02365218.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02365556.jpg

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02365759.jpg


12月3日から11日まで開催する「森岡成好展 うつわと言葉」のお知らせです。

和歌山県高野山の麓にある森岡成好さんのお住まいを訪ねると自筆の書が仕事場や居間の柱や壁に貼られています。格言、自由律の句、漢詩など、ご自身に向けた言葉が暮らしの中で馴染むように掲示されているのです。「字は人を表す」とか「書は心画なり」と言われるように、和紙からフレームアウトした豪快な墨跡は、まさにシゲさんのお人柄そのものです。

そんな言葉を彫り込んだ焼き物を過去の展覧会で何度も展示してきました。ぐい呑みの中の山頭火の言葉。皿や鉢に書かれた芭蕉や良寛の言葉。台皿に書かれた李白の言葉。花入に書かれた世阿弥の言葉。その意味がすぐに分からなくても、焼き物の質感と文字が相まった器は、見ただけでも味わい深く、さらにその内容を知ればしみじみと感じ入ることが出来るのです。シゲさんが選ぶ詩や句は、決しておしつけがましくなく、自己を振り返る思いであったり、人生の無常を説いていたり、やがて受動的に使う人に大切な意味をもつようになるのです。

そんな言葉と焼き物が一緒になった器をいつかまとめて展示してみたいと思っていました。今の時代は言葉の重要性は低くなっていますが、シゲさんのうつわと言葉を知れば、誰もが励まされるように思うのです。今展では、そんな言葉の入った焼き物や墨書きをテーマに展示します。自分自身に響くうつわと言葉と出会える機会になることを願っております。店主

※尚初日に予定しておりました森岡さんの在廊は、本人のお申し出(コロナ禍、体調)により残念ながら中止となりました。楽しみにされておられた皆様にお詫びいたします。

森岡成好 展 うつわと言葉
2022年12月3日(土)~11日(日)
11時~18時 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 

略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
2022年 和歌山県かつらぎ町にて制作

「森岡成好展 うつわと言葉」開催のご案内_d0087761_02283572.jpg
画像の拡大


上段
世阿弥「花」
種田山頭火「分け入っても分け入っても青い山」
「窯鳴 火炎 照我」
良寛「天上大風」

下段
種田山頭火「しぐるる土をふみしめてゆく」
松尾芭蕉「格に入り、格を出でて初めて自在を得べし」
吉田一穂「鳥跡汀 拾流木 焼魚介 勺濁酒 濤声騒 波蝕洞」
「一所不住」


# by sora_hikari | 2022-11-28 18:00 | 森岡成好展2022

伊藤雅風展 初日12/17(土)の入店予約のご案内

伊藤雅風展 初日12/17(土)の入店予約のご案内_d0087761_01135869.jpg


12月17日(土)から始まる「伊藤雅風展」の初日は混雑が予想されるため、初日のみ予約制とさせて頂きます。うつわノートオンラインストアにてお申込み(無料)ください。

受付期間 12月1日(木)20時~12月16日(金)22時まで

ご案内
・12月17日 11:00のオープンから、毎時50分間隔で8名様づつ予約を受け付けます。
・お申込みはお一人様1回づつでお願い致します。
・同伴者は1名様までとしますが、混雑を避けるためなるべくお一人でご来店ください。
・集団予約をされた場合はキャンセルさせて頂きます。
・当日入店時に予約メールをご提示ください。
・状況により購入点数を制限させて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

Due to anticipated crowds on the first day of the Gafu Ito Exhibition starting Saturday, December 17, reservations will be required only on the first day. Please apply (free of charge) at the Utsuwa Note online store.

Application period: Thursday, December 1, 20:00 - Friday, December 16, 22:00
https://utsuwanoteshop.stores.jp/

Notice
Reservations will be accepted at 50-minute intervals starting at 11:00 a.m. on December 17.
Please make one reservation per person at a time.
If you make a group reservation, we will cancel it.
Please present your reservation e-mail when you enter the store on the day of your visit.
The number of items purchased may be limited depending on circumstances.


# by sora_hikari | 2022-11-28 09:00 | 伊藤雅風展2022

「森口信一展 我谷盆と五様の彩り」ありがとうございました

「森口信一展  我谷盆と五様の彩り」ありがとうございました_d0087761_16054902.jpg

「森口信一展  我谷盆と五様の彩り」ありがとうございました_d0087761_16055175.jpg

森口信一展 我谷盆と五様の彩り」は本日終了しました。会期中ご来店下さいました方、ネットを通じてお選び下さいました方、皆様に厚く御礼申し上げます。尚、【森口信一展オンラインストア】は本日11/27 23時迄受け付けております。若干ですが追加の作品も掲載しておりますのでお見逃しの方はどうぞご覧ください。

会期早々に我谷盆が少くなくなりご希望の方全てにお渡しすることが叶わず申し訳ございませんでした。森口さんにお聞きすると、ここ数年の展示会で同じような状況が続いているそうです。これもひとえに森口さんの情熱の賜物であり、その心が多くの方に伝わっているからでしょう。森口さんの我谷盆をひとつは持ってみたい。使う喜び、育てていくお盆。その気持ちがよく分かる展示会でした。

往々にしてモノの価値は徐々に固定し、ブランドとして確立していきます。その過程で当初のモノの意味は薄れ、記号的に認識され、疑いをもつことなく広がっていきます。それはモノが流通するうえに於いて必要なことではありますが、しかし単なるブランド化することで、モノの意味が忘れ去られてしまうのは悲しいことです。その本質はどこにあるのか、考えることも大切でしょう。

森口さんが常に情熱的に語る我谷盆の話は、その意味を知って欲しいという思いから湧き出るものだったように思います。自分で作ったものを、きちんと受け渡したい、展示会場にいるとその思いが伝わってきます。今回も京都から走行距離30万キロを超える旧式フォレスターを駆って、500キロをおひとりで運転し納品して下さいました。初対面では我谷盆の爺さん(失礼!)という印象でしたが、元は京都芸大のサッカー部、卒業後も試合を続け、体躯も矍鑠とし、年老いた漁師のような眼光に作り続けるパワーを感じ、誤想を反省した次第です。

今日も昭和歌謡の流れる車内で煙草に燻されながら、あのフォレスターで山中温泉の風谷アトリエに赴いているようです。願わくば京都アトリエに森口さんを師と仰ぐ弟子が一人いればと思います。インスタの大量な投稿もまた森口さんらしく笑、これからもお元気で信念のあるお仕事を続けて欲しいと思います。

また今展は当初森口さんと同世代の陶芸家と二人展を考えていましたが、途中で方向を改め、比較的展示会経験の少ない5人の作家さんに盆上を彩る作品をご出品頂きました。至らぬ点も多い中、趣旨を上回る作品をご提供頂き、この場を借りて御礼申し上げます。

皆さまのお手元にお渡しした作品が、皆様の心を豊かにし、日々のお暮しと共に末永くご愛用頂けることを願っております。この度はありがとうございました。

# by sora_hikari | 2022-11-27 17:00 | 森口信一展