「田淵太郎展 幽玄白磁」工房

田淵太郎展 幽玄白磁」は明日11/11(土曜日)で終了致します。

香川県高松市の山間にある田淵太郎さんの工房。穴窯と呼ばれる直炎式の薪窯です。傾斜面に作られる半地下式の単室。炎のコントロールが難しく効率は劣りますが、その分個性的な作品が狙えます。焼成の写真(田淵さん提供)を見ると、噴き出す炎の激しさが伝わってきます。

白磁を窯変で汚すことは本来のセオリーから外れますが、それを美しいと見抜く眼があったからこそ、田淵さんの作品は生れました。しかし当初は断片的な確信でしかなく、それを実証するには地道な努力が求められました。ひと窯焚いても、作品は一切採れずに全滅ということもあったと聞きます。窯の中の偶発的な物理現象を作品に取り入れているとは言え、それを狙う意識がなければ良い結果を導くことは出来ません。焼き物であることの意味。その痕跡の美への希求。その強い思いがあったからこそ、ここにあるのです。

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田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


# by sora_hikari | 2017-11-10 17:08 | 田淵太郎2017

「田淵太郎展 幽玄白磁」Objet

田淵太郎展 幽玄白磁」の会期は残り2日となりました。今展は11/11(土曜日)に終了します。

田淵太郎さんのオブジェあるいは花器。重力に圧した塊と垂直に伸びた角柱。対象的な造形です。

中心が抜かれた直方体。無垢の磁土で出来ており重厚な塊と化しています。窯内の圧力によって堪え切れずに割れ、歪み、焼き付いた景色。これ以上では破裂してしまう。これ以下では意味がない。窯内の最終章の美でもあります。

細長い角柱は近作。中は空洞になっており台座により直立します。表面に焼き付いた窯変と伴に、熱による変形が垂直の秩序を崩します。直線の人為的造形に、窯の神が手を加えた僅かな揺らぎ。この共同作業がこの新作の見所でしょう。

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田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


# by sora_hikari | 2017-11-09 18:00 | 田淵太郎2017

「田淵太郎展 幽玄白磁」花

田淵太郎展 幽玄白磁」の7日目。風の強い日。

花の記録を兼ねて。

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田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


# by sora_hikari | 2017-11-09 11:21 | 田淵太郎2017

「田淵太郎展 幽玄白磁」酒器

田淵太郎展 幽玄白磁」(~11/11迄)の6日目。

田淵太郎さんの徳利とぐい吞。

ぐい吞みはお酒を飲む器ではありますが、茶碗を相似的に小さくした造形をしており、いわばフィギュアのような存在でもあります。蒐集の対象にも成り易いアイテム。酒を汲み、手の中で転がし、撫ながら愛でる。それは焼き物のフェチズムとも言えるでしょうか。今回のぐい吞みは、まさに茶碗のスモールワールド。田淵さんご自身、良い焼き上がりだと満足しているようです。

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田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


# by sora_hikari | 2017-11-08 18:08 | 田淵太郎2017

「田淵太郎展 幽玄白磁」茶器

田淵太郎展 幽玄白磁」(~11/11迄)の5日目。

田淵太郎さんの茶器。急須・茶壺・茶杯・茶海・茶盤・湯冷し・湯呑など煎茶や中国茶など日常に近い茶の器です。従来より急須や湯呑みは作っていましたが、最近は中国茶用の小ぶりの茶壺・茶杯にも取り組んでいます。(※茶壺は完売)

いずれも均整のとれた美しい姿をしています。湯呑みや急須のシルエットをみると、滑らかなラインを纏める力をもった作り手である事が明瞭になります。急須の水切れも申し分なく、湯呑みの口縁もしっかりとしており実用性も安心でしょう。青みを帯びた湯呑みや茶杯は、茶映りもよく緑茶を美味しく引き立ててくれます。

これらも全て薪窯による焼成。ごく僅かな色彩の変化も美しく。気品ある日常のお茶の時間を演出してくれます。

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田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


# by sora_hikari | 2017-11-07 18:21 | 田淵太郎2017