「山田隆太郎展 土から生れし」 7日目

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山田隆太郎 展 土から生れし 」(3/26迄)の7日目。会期は残すところ2日となりました。

山田さんが作る器は、決して特別なことをしている訳ではありません。赤土に白化粧を施して焼く。粉引の器のごく一般的なプロセスを踏んでいます。

例えれば肉じゃが料理。細かな違いはあっても、大きく使う素材が変わる訳ではありません。しかし家庭ごと、お料理屋さんごとに千差万別の味があることも事実。素材の組み合わせ、調味料の比率、火加減などなど。要素はシンプルでも、その掛け合わせによって、実に多くの個性が生れます。

日常使いを基本とする山田さんの器も似たようなもの。その定番料理にどれだけ自分なりの深みを求められるか。そこがこだわりなんです。

技を究めるフレンチや懐石もいいけれど、あまりに奇をてらい過ぎた創作料理は、素材自体が破たんしていることもありますね。

毎日でも食べたくなる味。これは意外と難しいことです。肝心なのは、素材の味を失わないこと。そして最後に入れる愛情ひと匙でしょうか。

土から生れし器。それは素材のこだわりと愛で出来ている。


山田隆太郎展 土から生れし
2017年3月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 ※26日最終日は17時で終了します。
※3/26の最終日に山田さんが在廊します
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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山田隆太郎プロフィール
1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科修了
  造形家 樋口健彦氏に師事
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   多治見市にて独立
2014年 神奈川県相模原市(旧・藤野町)に移転
2017年 現在 同地にて作陶


# by sora_hikari | 2017-03-24 21:56 | 山田隆太郎

「山田隆太郎展 土から生れし」 6日目

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山田隆太郎 展 土から生れし 」(3/26迄)の6日目。

ある人は思う。器なんて料理をのせて水が漏れなければいいじゃないか。味が変わる訳じゃないし。

確かにその通り。うつわの実体は用具であって本来意味なんてないのさ。

しかしだ。夕日を見て、海を見て、花を見て、時に涙するように、器も同じように思うことが出来れば素敵じゃないか。意味ないものに意味を感じる意味。そこに心が動くのが人間だろ。

土から生れし器は、心と繋がっている。

なんてね。


山田隆太郎展 土から生れし
2017年3月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 ※26日最終日は17時で終了します。
※3/26の最終日に山田さんが在廊します
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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山田隆太郎プロフィール
1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科修了
  造形家 樋口健彦氏に師事
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   多治見市にて独立
2014年 神奈川県相模原市(旧・藤野町)に移転
2017年 現在 同地にて作陶


# by sora_hikari | 2017-03-23 21:15 | 山田隆太郎

「山田隆太郎展 土から生れし」 5日目

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山田隆太郎 展 土から生れし 」(3/26迄)の5日目。会期は折り返しました。

8寸刷毛目鉢。一気呵成に運ばれた筆。渦潮のような刷毛跡です。

山田隆太郎さんの作る器は、古い韓国の粉引や刷毛目と呼ばれる粉青沙器から来ています。さらに時代を遡れば、中国の磁州窯などで作られた民衆の器。当時貴重であった白磁は庶民は使えず、その代用に赤土に白い泥状の粘土を掛けて白磁に見せようとした民衆の工夫でした。

そのような不完全な仕上がりの器の景色に風情を見出したのは日本の茶人たちです。その柔らかな質感に生れる自然性が、いまの時代にあっても人々の心を捉えるのです。


山田隆太郎展 土から生れし
2017年3月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 ※26日最終日は17時で終了します。
※3/26の最終日に山田さんが在廊します
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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山田隆太郎プロフィール
1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科修了
  造形家 樋口健彦氏に師事
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   多治見市にて独立
2014年 神奈川県相模原市(旧・藤野町)に移転
2017年 現在 同地にて作陶


# by sora_hikari | 2017-03-22 18:27 | 山田隆太郎

「山田隆太郎展 土から生れし」 4日目

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山田隆太郎 展 土から生れし 」(3/26迄)の4日目。

こげこげの粉引徳利。本日追加納品された一品です。

カメラのピントは一旦フォーカスをはずしてから、徐々に手繰り寄せるように合わせていきます。焼き物も一度大きく振り切って焼いてみることで掴めるポイントがあるものです。この徳利を焼き過ぎと見るか、フォーカスが合ったと見るか。瑣末なことで留まるよりも、時には先に投げてみて進むこともあるでしょう。


山田隆太郎展 土から生れし
2017年3月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
※3/26の最終日に山田さんが在廊することになりました。 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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山田隆太郎プロフィール
1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科修了
  造形家 樋口健彦氏に師事
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   多治見市にて独立
2014年 神奈川県相模原市(旧・藤野町)に移転
2017年 現在 同地にて作陶


# by sora_hikari | 2017-03-21 19:40 | 山田隆太郎

「山田隆太郎展 土から生れし」 3日目

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山田隆太郎 展 土から生れし 」(3/26迄)の3日目。

暁の5.5寸粉引皿。焼き物は自然描写でもある所以なり。3000円。


山田隆太郎展 土から生れし
2017年3月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
※3/26の最終日に山田さんが在廊することになりました。 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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山田隆太郎プロフィール
1984年 埼玉県生まれ
2007年 多摩美術大学環境デザイン学科修了
  造形家 樋口健彦氏に師事
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   多治見市にて独立
2014年 神奈川県相模原市(旧・藤野町)に移転
2017年 現在 同地にて作陶


# by sora_hikari | 2017-03-20 21:28 | 山田隆太郎