「五十嵐裕貴 木工展 朽ち黒」 6/10(土)より

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五十嵐裕貴 木工展 朽ち黒」は6月10日(土)11時より始まります。

今展では大きな壺以外に、リム皿、深皿、板皿、ボウル、茶筒、茶則、盆、円台、折敷など実用的な食器や茶器も多く並びます。梅雨入りした関東ですが、予報では初日は晴れるようです。皆様のご来店を五十嵐さんとお待ちしております。


五十嵐裕貴 木工展 ~朽ち黒~
2017年6月10日(土)~18日(日)会期中無休
作家在廊日 6月10日(土)・11日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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五十嵐裕貴プロフィール
1984年 千葉県茂原市生まれ
2008年 東京の職業訓練校にて木工を学ぶ
2009年 岐阜県の家具メーカにて家具を作る
2010年 埼玉県川口市の家具工場にて家具を作る
2010年 埼玉県川口市にて独立
2014年 長野県南牧村に移住し、工房を構える
2017年 現在、同地にて製作


# by sora_hikari | 2017-06-08 23:29 | 五十嵐裕貴2017

「五十嵐裕貴 木工展 朽ち黒」 開催のお知らせ

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6月10日(土)から18日(日)まで開催する「五十嵐裕貴 木工展 朽ち黒」のお知らせです。

長野県の標高の高い村にある古民家で暮らす五十嵐裕貴さん。弊店2回目となる個展です。五十嵐さんの木の器づくりは通常のセオリーから外れています。

まず材料選び。通常は木材の欠点とされる入り皮、抜け節、割れ、腐食を敢えて取り入れ、見所として活かしています。それは木の成長過程で刻まれた生命の闘いの痕跡。不完全な欠損を美しさとする五十嵐さんの心情です。

次に木工旋盤(木工ろくろ)の加工方法。通常、木工旋盤はテーブルの脚や皿・鉢・椀など回転体の整った形づくりに用いられますが、五十嵐さんの旋盤は、有機的で不定形なシルエットで仕上がっています。動的な線と共に、木の穴、割れを含み、一般的な旋盤技術とは異なる方法です。土のろくろの様な線を出したい。その言葉通り、五十嵐さんの身体的なリズムがそのまま形になるのです。

光のあたる真っ直ぐな美しさとは異なる、退廃的で朽ちゆくものから受ける鋭敏な美意識もあるでしょう。寂寥の中に美の自覚を重ねるのは、まさに日本的な感受性です。

今回も昨年と同様に大きな黒色の木器を代表に、壺・花器・盤、そして実用的な皿・盆・鉢・椀・茶入れをご覧頂けます。どう進化したのか。いやむしろどう退行したのか、五十嵐さんの2年目のお仕事をご覧頂ければ幸いです。店主

五十嵐裕貴プロフィール
1984年 千葉県茂原市生まれ
2008年 東京の職業訓練校にて木工を学ぶ
2009年 岐阜県の家具メーカにて家具を作る
2010年 埼玉県川口市の家具工場にて家具を作る
2010年 埼玉県川口市にて独立
2014年 長野県南牧村に移住し、工房を構える
2017年 現在、同地にて製作


五十嵐裕貴 木工展 ~朽ち黒~
2017年6月10日(土)~18日(日)会期中無休
作家在廊日 6月10日(土)・11日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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# by sora_hikari | 2017-06-06 10:00 | 五十嵐裕貴2017

「教草 古布展」ありがとうございました

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教草 古布展」は本日終了しました。会期中はたくさんの皆様にご来店頂き厚く御礼申し上げます。

教草(おしえぐさ)。和情緒のある素敵な屋号です。

明治初頭、日本の産物を図解した「教草(おしえぐさ)」という名の本が博物局によって刊行されました。それは海外博覧会で日本のものづくりを紹介し、また日本の子どもたちが学ぶ教材とするためでもありました。元々「教草」は、江戸時代より初頭教育用の教科書を意味するものでした。

そんな言葉を屋号に選んだ印幡さん。曰く、「美しいものと出会い、それを知る入口でありたい。素材である自然(草木)から多くを学び、教わりながら活動していきたい。」という思いを込めています。

謙虚に草木に学ぶことを趣意とする「教草」。ご本人に会うと誰しも納得されると思いますが、芯のしっかりした古布への想いが伝わってくるのです。

今展が終わっても、東京有楽町で開催される大江戸骨董市をはじめ、数々のイベントに出展されます。どうぞこれを機に、一度、教草の印幡真由美さんの布に触れてみてください。

この度はありがとうございました。

※教草のホームページ
http://oshiegusa.com


これからの営業案内
6/5(月)~9(金) 搬出・設営休み
6/10(土)~18(日) 五十嵐裕貴展 会期中無休
6/19(月)~23(金) 搬出・設営休み
6/24(土)~7/2(日) 森岡希世子展 会期中無休
7/3(月)~7(金)  搬出・設営休み

営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


# by sora_hikari | 2017-06-04 19:24 | 教草

「教草 古布展」古典を繋ぐ

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教草 古布展」の8日目。会期は明日6/4(日)までとなります。

教草の印幡さんの選ぶ古い布は、茶の世界や骨董の裂を起点とするのではなく、それをも包括したもっと根源的な素材への関心であることに気付きます。

印幡さんが目を向けるのは、日本という風土の中で育まれた植物の繊維の美しさと、それを連綿と紡ぎ続けてきた人々への慈しみの心です。麻布や自然布など素朴で原始的な布を積極的に扱うのも、そうした日本古来から受け継がれてきた自然素材への憧憬でしょう。

それは印幡さんが今展に向けて語ってくれた言葉にも表れています。

「品物を集める時、なるべく質の良いもの、品があって美しいもの、素材の魅力が現れているもの、を選んでいます。質が良い、と判断するのは、明治初め頃までの風合いがあるか、糸が手で作られたものか、等を見ています。」

「明治初頭以降の布の印象はがらりと変わります。なぜなら化学染料、生産の効率化など産業振興としての紡績化が進み、素材や作り方が劇的に変化してしまうからです。」

「手紡ぎ手織りや草木染の布、昔の古布=野暮、あたたかいもの、懐かしいもの、という印象が一般的であると思うのですが、個人的には、染織品や古い布には、日本的な美しさや魅力が詰まっていると感じ、惹かれてきました。古物商を初めた当初から、見た目はシンプルで静かな布を選んでいました。」

元々弊店の演出道具として用いていた教草さんの古布ですが、いろいろな布を見せて頂くうちに徐々に布そのものへの興味に目を開かされました。印幡さんの古布を見ていると、多くの点で焼き物の美しさにも通じる共通点があることに気付くのです。

古典と今を繋ぐ。そんな布の伝え手として印幡さんのお仕事には意味を感じるのです。


教草 古布展
2017年5月27日(土)~6月4日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
展示協力 骨董うまこし
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市)地図

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教草 印幡真由美プロフィール
1982年 東京生まれ
2005年 武蔵野美術大学造形学部(芸術文化学科)修了
所属した研究室に勤務
2007年 販売職や博物館勤務の傍ら、染織に関して情報収集する
2014年 骨董市に初出店
2017年 現在、骨董市や古道具企画展にて活動中


# by sora_hikari | 2017-06-03 18:00 | 教草

「教草 古布展」必携の古布

教草 古布展」(~6/4迄)の7日目。会期は残すところ2日となりました。6/3(土)、4(日)の14時から再び教草の印幡さんが在廊して下さることになりました。

さて、今展では古布に合わせて、骨董うまこしさんに骨董品(販売品)を置いて頂いております。骨董好きになって30年、古物商として8年、この4月に用賀にお店(下記参照)も出されました。ベテランにして新人。大人ならではの落ち着いた古今東西の優品が揃っています。

器の店を営んでいると、展示の際に役立つのが古い布です。うつわを引き立たせる色合いや質感。また写真撮影の際にも味わい深い背景となります。その実例としても古布と骨董の取り合わせをご覧頂ければ幸いです。

うつわ店はもちろん、生活用品店のお店、そして器好き、お料理好きのインスタグラマーなどなど。気軽に使えて効果的。誤解を恐れずに言えば、ネット時代必携の演出小道具となる古布なのです。

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 初期伊万里網干文盃

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 舟板

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 木製枕(エチオピア)

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 李朝白磁徳利

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 木彫虎(インド)

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 塩釉ビールボトル(米19C) 、飴瓶

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 山葡萄背負籠

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 木地角盆

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 漢黒陶双耳壺

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 古伊万里白磁千段小鉢

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 李朝竹行李

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 木彫民間仏

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 ガラスボトル(英)

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 木彫恵比寿

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 古伊万里染付小皿

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 鉄鍋掛(フランス)

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 グラヴュール盃洗(明治~大正)

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 新羅手付土器

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 長沼焼印判皿

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 竹行李

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 漆桶

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 李朝石彫香炉

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 瀬戸石皿

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 木鉢(フランス)

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 縄文土器残欠

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 古伊万里染付朝顔文鉢

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 ピューター皿(英17-18C)

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 曲木弁当箱(スウェーデン)

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 穀物すくい(インドネシア)

※骨董うまこしさんが4月より東京・用賀にお店を出されました。
「骨董うまこし」 東京都世田谷区用賀4-28-14 MEAN3号
東急田園都市線 用賀駅北口より徒歩5分
水・木・金・土曜 12-18時
090-5819-9528
※仕入れで休みの日もあるので、ご来店の際は事前確認をお勧めします。

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教草 古布展
2017年5月27日(土)~6月4日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
展示協力 骨董うまこし
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市)地図

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教草 印幡真由美プロフィール
1982年 東京生まれ
2005年 武蔵野美術大学造形学部(芸術文化学科)修了
所属した研究室に勤務
2007年 販売職や博物館勤務の傍ら、染織に関して情報収集する
2014年 骨董市に初出店
2017年 現在、骨董市や古道具企画展にて活動中


# by sora_hikari | 2017-06-02 18:03 | 教草