「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」 10/7(土)より

10/7(土)から始まる「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」。

有田の豊増一雄さんの出品物を一部ご紹介します。

d0087761_21303686.jpg
 染付九龍盤

d0087761_213044100.jpg
 染付面取徳利

d0087761_21305234.jpg
 白瓷面取壺

d0087761_21305899.jpg
 青花辰砂壺

d0087761_2131671.jpg
 祥瑞ぐい吞

d0087761_21311389.jpg
 祥瑞ぐい吞

d0087761_21312157.jpg
 染付そば猪口

d0087761_21312778.jpg
 染付九龍盤


梶原靖元・豊増一雄 二人展 ~唐津と有田~
2017年10月7日(土)~15日(日) 会期中無休
作家在廊日10月7日(梶原・豊増)、8日(豊増)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図

d0087761_15164518.jpgd0087761_15165554.jpg
 画像クリックで拡大

梶原靖元プロフィール
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯で修業
1986年 京都 平安陶苑に勤務
1989年 大丸北峰氏に師事
1997年 佐賀県唐津市相知町に築窯
2017年 現在、同地にて作陶

豊増一雄プロフィール
1963年 中国上海市生まれ
1990年 京都府立陶工訓練校 修了
1990年 八世高橋道八に師事
1993年 佐賀県有田町に戻り作陶
1994年 同地にて陶房七〇八を開窯
2017年 現在、佐賀県有田町にて作陶


# by sora_hikari | 2017-10-04 21:33 | 梶原靖元・豊増一雄

「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」 開催のお知らせ

d0087761_15164518.jpg
 画像クリックで拡大

10/7(土)から10/15(日)に開催する「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」のお知らせです。

枯れた肌合いの唐津焼と清涼感ある染付の有田焼は一見すると性質の全く異なる焼き物に見えますが、歴史を遡りその成り立ちを知ると、実は根底で繋がる兄弟関係であることが分かっています。江戸時代に日本の食器文化が大きく変化する原動力となった焼き物産地。その因果を知ると日本の焼き物史のターニングポイントが見えてきます。

佐賀県唐津市の梶原靖元さんと有田町の豊増一雄さん。同世代であり、若い頃に京都で修行経験があり、それぞれの産地で源流を探究する焼き物づくり、さらには韓国・中国陶磁器への取り組みなど、唐津と有田という歴史と土地で結ばれた作り手なのです。

梶原靖元さんは桃山から江戸初期に作られた古唐津をはじめ、そのルーツである韓国や中国に及ぶ焼き物の本質を求めて作陶しています。かつて陶工たちが行った土作りから窯の焚き方を丹念に研究し、その基本原理に倣って当時と同様のものを再現するのです。一方、豊増一雄さんは、江戸初期に日本で初めて作られた磁器である初期伊万里や、その源流となる元・明時代の中国の青花(=染付)に通じる古典的な作行を求めて日々精進しています。

お二人とも既に確立した作家の立場を得ていますが、今回敢えてこの組み合わせで二人展を開催することに意義を感じました。昨今人気の高まる古唐津や初期伊万里。その起点と現代の唐津と有田を巡る貴重な展覧会になることと思います。どうぞ皆様のご来店を心よりお待ちしております。店主

梶原靖元プロフィール
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯で修業
1986年 京都 平安陶苑に勤務
1989年 大丸北峰氏に師事
1997年 佐賀県唐津市相知町に築窯
2017年 現在、同地にて作陶

豊増一雄プロフィール
1963年 中国上海市生まれ
1990年 京都府立陶工訓練校 修了
1990年 八世高橋道八に師事
1993年 佐賀県有田町に戻り作陶
1994年 同地にて陶房七〇八を開窯
2017年 現在、佐賀県有田町にて作陶


梶原靖元・豊増一雄 二人展 ~唐津と有田~
2017年10月7日(土)~15日(日) 会期中無休
作家在廊日10月7日(梶原・豊増)、8日(豊増)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図

d0087761_15165554.jpg

 画像クリックで拡大


# by sora_hikari | 2017-10-02 18:23 | 梶原靖元・豊増一雄

「 森岡成好 茶碗展 」 ありがとうございました

d0087761_15252078.jpg

森岡成好 茶碗展 」は本日終了しました。ご来店頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

森岡さんは若い頃から山登りが好きでヒマラヤまで走破したこともある方ですが、山の頂上を目指すことよりも、その道程や周辺を散策して山全体を楽しみたいとおっしゃいます。頂点を突き詰めるのではなく、もの事を大きく捉えることを大切にされている森岡さんらしいお言葉です。

森岡さんの茶碗はお茶を喫するだけでなく、「わん」としてお酒でもお料理でも、用途を限定せずにご利用頂ければと思います。茶陶に執心し過ぎると本質を逸脱することもあります。境界を曖昧にして、その物の持つ全体的な味わいを感じ取れたとき、森岡さんの茶碗と通じ合えるのではないでしょうか。引き渡されたその先は、どうぞご自身でその意味を繋げて頂ければと思います。

多くの出会いが生まれたことに感謝致します。ありがとうございました。


これからの営業案内
10/2(月)~6(金) 搬出・設営休み
10/7(土)~15(日) 梶原靖元・豊増一雄二人展 会期中無休
10/16(月)~20(金) 搬出・設営休み
10/21(土)~29(日) 山田洋次展 会期中無休

営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


# by sora_hikari | 2017-10-01 18:15 | 森岡成好2017

「 森岡成好 茶碗展 」 基本

森岡成好 茶碗展 」の8日目。会期は明日10/1(日)までとなりました。

作る現場に行くと、いろいろ腑に落ちることが多いです。何故それが生れてきたのか。思っていた通りの時もあれば、意外なこともある。人と物が繋がっていく実感が良いですね。骨董とはまた違う、現世の作家さんならではの面白さだと思います。

和歌山県の高野山の麓にある森岡さんの自宅を訪ねると、いつもそのスケールに圧倒される訳ですが、一方で基本に忠実であり続ける生き方に大いに感化されます。

毎日朝早く起きて夕方まで仕事をする。三食の食事をおこたらず、季節ごとの素材を使って料理をする。山や海の恵みを大切にし、手間を惜しまず出汁をとる。複雑に加工された料理や菓子よりも、素材を素直に生かした単純な料理が一番美味しい。毎晩の晩酌は怠らない。本を読み、学び、山を歩き、鳥の声を聞く。多くの人が集い、語り、笑い、歌う。

暮らしの一環の中に器づくりがある。原土を掘って薪で焼く。素材が肝心。難しいことはしない。愚直な経験の積み重ね。昔から脈々と人の営みの中にあった仕事。無理のない循環。継続すること。等身大の器。実践こそ言葉。飾らないお人柄。そういう器には嘘が入らない。

複雑化した社会構造の中にいると、当たり前の事がなかなか実践出来ないものです。「なんのために生きてるの?」と問われているようで、心の奥に刺さります。自己の悔恨でもあり、心の沐浴でもある。そういう文脈のなかで森岡さんの器の意味を感じるのです。

森岡成好さんの日常を綴ったブログ
https://shige-yuri.net/

d0087761_157842.jpg


d0087761_1571746.jpg


d0087761_1573064.jpg


d0087761_1573788.jpg


d0087761_1574595.jpg


d0087761_1575112.jpg


d0087761_1575972.jpg


d0087761_158975.jpg


d0087761_1582289.jpg


d0087761_1583178.jpg


d0087761_1584082.jpg


d0087761_1585011.jpg


d0087761_159247.jpg


d0087761_159116.jpg


d0087761_159239.jpg


d0087761_1593190.jpg


d0087761_1594146.jpg


d0087761_159526.jpg


d0087761_1510166.jpg


d0087761_1510923.jpg



森岡成好 茶碗展
2017年9月23日(土)~10月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

d0087761_1853411.jpgd0087761_186095.jpg
 画像クリックで拡大

森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2017年 現在、和歌山県かつらぎ町にて制作


# by sora_hikari | 2017-09-30 17:31 | 森岡成好2017

「 森岡成好 茶碗展 」 工人の美

森岡成好 茶碗展 」(~10/1迄)の7日目。会期はあと2日となりました。追加の茶碗が入荷しておりますので最終日まで十分ご覧頂けます。

今展の壺をご紹介します(売約品含む)。

森岡さんのお仕事の中で、壺の魅力は秀逸です。立ち姿と炎の痕跡。窯の炎の勢いを受け易い形状ゆえに、立面に焼きつく景色が倍加されます。大窯で焼くからこそ得られる結実なのです。

森岡さんの壺の姿は、中世の種壺や水甕、または八重山のパナリ壺のように、当時の無名の工人が作った暮らしの道具と繋がります。作者の意図よりも使うことを前提とした自然体な健やかさ。圧倒的な火力による窯変が、抑制をもって壺に溶け込むのは、欲張らない形が基本にあるからなのです。

d0087761_11531452.jpg


d0087761_11532665.jpg


d0087761_11533374.jpg


d0087761_11533873.jpg


d0087761_1153469.jpg


d0087761_11535318.jpg


d0087761_1153583.jpg


d0087761_115489.jpg


d0087761_11541759.jpg


d0087761_11542358.jpg


d0087761_11543072.jpg


d0087761_11543857.jpg


d0087761_14392524.jpg



森岡成好 茶碗展
2017年9月23日(土)~10月1日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

d0087761_1853411.jpgd0087761_186095.jpg
 画像クリックで拡大

森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2017年 現在、和歌山県かつらぎ町にて制作


# by sora_hikari | 2017-09-29 18:10