「小江戸骨董市」開催のお知らせ

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京都に対して小京都があるように、江戸に対して小江戸もあり、それは江戸を感じさせるとか、いわば副次的な比喩ではあるのだけれど、本家にはないコンパクトであるがゆえの親しみ易さを表そうとしている気もするのです。さて、年末も慌しい土曜・日曜の二日間に、目利きの四人の古物商の方にお集まり頂き、ここ小江戸・川越にて「小江戸骨董市」を開催致します。そういえば「大江戸骨董市」なる、今や全国から集まる大きな催事がお江戸・東京で開かれている訳ですが、「小江戸骨董市」はその胸を借りながらも、少数精鋭で古今東西の蒐集品を見て頂こうという心温まる、いや物は言いような骨董市なのです。皆様のご来店をお待ちする次第です。店主

出展者
書肆 逆光 http://gyakko.blogspot.jp/             
志村道具店 https://www.instagram.com/shimura_douguten/        
トトトト http://kobutu10101010.tumblr.com/             
質環 http://situkan.jp/ 


小江戸骨董市
2017年12月16日(土)・17日(日) 二日間のみ
営業時間 11:00~18:00

書肆 逆光             
志村道具店            
トトトト             
質環  

ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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# by sora_hikari | 2017-12-11 17:59 | 小江戸骨董市

「小嶋亜創展 印判輪舞」 ありがとうございました

小嶋亜創展 印判輪舞」は本日終了しました。ご来店頂きました皆様に御礼申し上げると共に、早々に展示品が少なくなり十分なご提供が出来なかった事をお詫び致します。

写真は開催当初の陳列の様子です。記録として掲載致します。

風合いが良く、使い易く、買い易い。支持して下さる方の積み重ねで評価も高まっています。一方で個展数、取引店を限定し、毎回新テーマでリスクの高い薪窯焼成のため、手に届く数には限りが出てしまいます。本来、経済の原理から言えば、インフレを起こすのが妥当であり、価格は高騰するものです。しかし清貧の美を貫く小嶋さんの姿勢からこの選択はありません。

千円の小皿が喜左衛門井戸と等価であろうとする姿勢。民藝思想を地で貫く実践。茶陶や骨董の在り方に疑義を呈し、自分の作った物にはサイズを基準にしたプライマリーの価値しか付与しない。これは思想であり意地であり、出来あがった物への残酷な仕打ちでもある。茶陶の奥にある外形を脱ぎ捨てたもの、そこに残るのは何なのか。

小嶋さんの器を物として追えば、食器棚が満たされた時点で気持ちは満足するでしょう。しかし同時代に生きる作家の矜持に共感するならば、この器の「在り方」と同調できると思うのです。器を通して、農作業を通して、暮らしを通して、彼の考える芸術の体現を行っているのです。

しかし、そこに落とし穴はないのか。全てが自己完結することで、外圧から変化できない危険性はないのか。世に媚びず、乞食坊主のごとくやがて野に果てるのか。この狂騒は刹那な共同幻想で終わってしまうのか、はたまた歴史に刻まれる第一歩なのか。それは時間が経過するなかで答が出される事でしょう。

偏屈ではあるが面白い。器と共に小嶋さんの「在り方」を、これからも見続けたいと思います。この度はありがとうございました。

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これからの営業案内
12/11(月)~12/15(金) 搬出・設営休み
12/16(土)17(日) 小江戸骨董市 2日間のみ
12/18(月)~12/22(金) 搬出・設営休み
12/23(土)~12/26(火) スナフジタ展 4日間のみ
12/27(水)~  年末休み

営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


# by sora_hikari | 2017-12-10 18:01 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 8日目

小嶋亜創展 印判輪舞」の会期は明日12/10迄となります。今展の器は完売しておりますが、一部の売約済み展示品をご覧頂けるとともに、当店の常設品を販売しております。

長野県大町市の小嶋亜創さんの暮らしと仕事の現場。何度訪ねても、ここから伝わってくるのは、小嶋さんの強靭な思想と絶対的な労働から成り立つ暮らしの匂いです。農業も陶芸も大地の恵み。労働が糧となり食と貨幣に変換される。とてもシンプルな循環。しかし現代に於いてその実践が難しいことも事実でしょう。その生き方には嘘が入らない。そこから生れる健やかな美。ここに小嶋さんの器の真理が見えてくるのです。

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小嶋亜創 陶芸と生活
2017/4/12
出版社: Kaikai Kiki Co., Ltd
2800円+税


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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 画像クリックで拡大

小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


# by sora_hikari | 2017-12-09 17:41 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 7日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の7日目。

カイカイキキ出版の写真集「小嶋亜創 陶芸と生活」。3年近くの月日をかけて今春ようやく発刊されました。技法別の器、暮らしの風景の写真も美しく見応えがありますが、小嶋さんのインタビュー、そして巻末の村上隆さんとの出版に纏わるメール書簡は大変興味深い内容です。器の奥にある反骨精神溢れる小嶋さんの実像に迫ることができます。うつわノート川越店、八丁堀店で取り扱っております。

小嶋亜創 陶芸と生活
2017/4/12
出版社: Kaikai Kiki Co., Ltd
2800円+税


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


# by sora_hikari | 2017-12-08 19:44 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 6日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の6日目。

筒形の花入。古代壁画のような掠れた印判に風情を感じます。

小嶋さんにとって印判の器は過去に数種類あったものの、これだけまとめて発表するのは今回が初めてです。ここ数年、関東のギャラリーで発表する際には、自らひとつのテーマを決めて、それに専念することを続けています。

先例のない作風にはリスクが伴います。今回の印判は特に難産であったと聞きました。ぎりぎりまで焼成で良い結果が得られず、三窯分が全滅。最後の最後にようやく数が採れた綱渡りだったそうです。

自分にとっても、お客様にとっても、過去の作風の器を提供する方がスムーズですが、敢えて新たなチャレンジを繰り返しています。小嶋さんにとって今はまだ構想のごく一部でしかないそうです。

にも関わらず、お客様の支持を得られるのは、実際に器を使った上で納得する満足感があるからです。事実、リピートのお客様が大変多いのです。この実感こそが、両者の信頼関係を支えているのです。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


# by sora_hikari | 2017-12-07 17:52 | 小嶋亜創2017