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服部竜也展 開催のお知らせ

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ギャラリーうつわノートの次回展示会(11/3~)のお知らせです。服部竜也さん関東初の個展。1978年岐阜県多治見市生まれ。大学時代は経営学を専攻しますが、卒業後、地元の多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学びます。今をときめく陶芸家を輩出する意匠研は実家から歩いて5分。陶芸に興味を持つまではその存在を知らなかったそうです。周囲のスゴイ人達を横目に、ほぼゼロからのスタートでしたが、スポンジが水を吸うように体にしみこんでいったそうです。窯業地の中心に生まれ、今の職は運命的な必然だったのかもしれません。服部さんの作る器は、繊細なろくろ仕事から生み出される切れのあるフォルムと、重層の金属感・極細の線刻・柔和な卵色肌など硬軟持ち合せた釉調のスタイルが魅力的です。颯爽とした服部さんの器の世界。ぜひこの機会にご堪能ください。


服部竜也展 ~FORM & STYLE~
2011年11月3日(木)~15日(火) ※11月9日(水)は休み
11:00~18:00
作家在廊日:11月3日、4日、5日
ギャラリーうつわノート (埼玉県川越市) ホームページ

11月13日(日)12:00~16:00に料理家 藤間夕香さん()による「紫芋のお汁粉」(500円)を服部竜也さんの器でお召し上がりいただけます。

※今回は11月3日(木曜・祝日)のスタートとなります。その為、10月31日は16:30迄の営業、11月1日(月)、2日(火)は搬入で休みになります。(営業カレンダー

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by sora_hikari | 2011-10-27 00:09 | 服部竜也2011

喜多村光史展 @ さる山

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元麻布のさる山で開催されている喜多村光史さんの個展に行ってきました。喜多村さんは静岡で作陶されています。早くから古陶磁を彷彿させる粉引の器を手掛けられています。赤土の上に覆われた化粧土は温かみのある柔かな白色をしています。使う内に渋みが入り込み、育つ器としての楽しみがあります。また、その粉引の白い器に加えて、深い緑色の変化に富んだ器も併せて見ることができます。昨年から取り組まれている黒釉を基調している器の一環です。さらに本展では、器に合わせて花道家の上野雄次さんによる花いけ、喜多村さんによるお茶の会も併せて展開されています。一定のトーンに抑えられたさる山の空間で、植物の緑と、茶の湯気が、彩りと艶を添える内容です。


喜多村光史展 ~みどりに緑と~
2011年10月22日(土)~30日(日) 会期中無休
13:00~18:00
さる山 (東京・元麻布) ホームページ

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※さる山さん終了後、引き続き栃木県の野木町にあるGallery Yamamotoにて11月1日~13日まで喜多村さんの個展が開催されます。

喜多村光史 ~螺旋のキオク~展
2011年11月1日(火)~13日(日) 会期中無休
11:00~17:00
Gallery Yamamoto (栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2) ブログ

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※次回のさる山さんの企画展です。

TSUKURO・U 「繕う」
2011年11月12日(土)、13日(日)
13:00~18:00
さる山 (東京・元麻布)
※修復された古陶磁や道具類の販売

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by sora_hikari | 2011-10-26 21:57 | 喜多村光史さん

常設展示

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10月21日~31日迄の間は、常設展示の期間(水曜・木曜は定休)となっております。新しいお取引作家さんの器もご覧いただけます。写真は、先日届いたばかりの信楽で製作をしている山田洋次さんの器です。スリップウェアと呼ばれる化粧土によって模様の描かれた器。古くは紀元前からある技法とのことですが、近年ではイギリスのバーナード・リーチによるものや、山陰地方の民藝の窯元の器が思い浮かびます。山田さんは学生時代は理工学部で化学を学び、本格的な陶芸はイギリスに渡り修得されています。ベースは民藝の器にあるようですが、個人作家としてオリジナルの模様や作り方にこだわって製作されています。スリップウェアの温かい色味を見ると秋から冬の食卓に合いそうです。柔かな土の流れが生み出す模様の器をぜひご覧いただければと思います。

by sora_hikari | 2011-10-21 22:16 | おしらせ

大谷工作室展 終了しました

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昨日18日で大谷工作室展は終了しました。期間中たくさんの皆様にお越し頂き、作家共々心よりお礼申し上げます。大谷さんの作る器や陶像は、しっかりした焼きものとしての基本を踏まえながら、肩の力の抜けた心地良さがあります。仰々しさのないそれらは、見る側、使う側の気持ちを温かく包んでくれます。寛容性。大谷さんのお人柄や作風には、そんな力があるように思います。

※10月21日~31日は常設展示期間になります。(水曜・木曜は定休日)
営業カレンダー

by sora_hikari | 2011-10-19 13:43 | 大谷工作室2011

大谷工作室展 レーサー

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大谷工作室展は明日18日で終了します。今回の展示品で一番の大物、その名もレーサー。無垢木の車体に陶製のタイヤ。運転するのは陶のレーサー(アタマのみ)。大谷式F1でしょうか、、、。レーサーの顔の真剣さに比較して、なんとも簡素な車体。あまり速くはなさそうですが、その組合せが醸し出す不思議な空気に、来店されるお子様にはとても人気のある作品です。くすりと口角が上がる微笑ましさと、妙に真面目な存在感。大谷さんらしい物体です。大谷さんの作るものには、どこかで拾ったものや、誰かが捨てたものを組み合わせて使った作品が多く見られます。共同工房で隣の人が捨てた陶土の塊り、製材所でいらなくなった木片、道で拾った金属片。そういえば、当ギャラリーの庭にあった不要な灯篭の石片も以前拾い上げ、他の展示会で利用していました。あらためて大谷さんの取り上げた物を見ると、なるほど、それにはそんな側面もあったのかと気付かされます。主観的に造形したものに、客観性をもった不要物を併せることで、自己の作為を少し抜いた感覚が、それらを面白くしているのかもしれません。


大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-17 19:57 | 大谷工作室2011

大谷工作室展のやきもの

大谷工作室展も残すところあと2日になりました。期間中、大谷さんの器や陶像に囲まれて思うのは、大谷さんのやきものに対する興味の在りどころが、どこから来るのだろうかという事です。大谷さんの作るユニークな立体陶像のような方向から考えれば、器ももっと個性の強い表現的なやきものになる方が相応しいように思うのですが、実際はかなり古典的な手法を選んでいます。根源的な土への興味。手回しろくろによる造り。薪窯焼成によって生み出される変化。古代から中世までのやきものを求めるような方向性。それは、信楽という窯業地で製作をしているという地域性もあるでしょう。またより具体的なことで言えば、近くにあるMIHOミュージアムに通う中で、そこに収蔵されている古典の器に影響されたこともあるようです。自分の拠り所とする特異な立体造形から、器は敢えて焼きものらしい焼きものへ狙いの方向をはずしていくのも、ある意味でオフビートな感覚のかもしれません。

※写真は本展に出品された手びねりの焼〆
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大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-16 23:11 | 大谷工作室2011

大谷工作室展の小壷

大谷工作室展に展示中の小壷をご紹介します。ほとんどが手のひらに納まる程の豆サイズ。いろいろな形と質感の壺たちです。小壷は大谷さんが以前から数を作っているアイテムですが、形の違いや仕上げ方を作る都度、楽しんでいるように思います。力の抜け具合が心地よいミニチュアワールド。じっと見ていると、まるで盆栽の縮尺された世界に見える大きな自然の景観と通じるものがあるように思います。

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大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-15 20:06 | 大谷工作室2011

大谷工作室展の塔

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大谷工作室展の塔のモニュメント。ひとつは塊りを2つ重ねたもの。古代の石の遺跡のようです。もうひとつは五重の塔。中国の古い楼閣の焼きものを感じさせます。抽象と具象の造形ですが、赤肌の焼き上がりが共通しています。

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こちらの塔は、川越祭りの山車の様子。15日(土)、16日(日)は川越祭りです。2日間で80万人が訪れる大きなお祭り。たくさんの山車がお囃子と共に町内を曳き回されます。(※市内は交通規制されますのでご来店の際はご注意ください。)


大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-15 02:34 | 大谷工作室2011

大谷工作室展の壺

大谷工作室展で展示されている壷をご紹介します。本展では、中サイズ、大サイズの壺=花器が並んでします。それらは多様な形で、多彩な表現です。多分、大谷さんのなかで心地よく作れるアイテムなのだと思います。元々、大谷さんが彫刻からヤキモノの世界に感化されたのが、友人と一緒に販売した植物用の器だったと聞きました。ご友人の育てた植物の数が増え、それをフリーマーケットでリリースするために、大谷さんが器を作ったのだそうです。その際に感じたのは、器(ヤキモノ)というものが、一般の人とコミュニケーションできる面白さだったそうです。それまでは、彫刻というファインアートの世界で自分をさらしてきたことが、ヤキモノ=器という製作物にすることで、誰しもが参加でき、手に持ち、好き嫌いを言い、購入することができるリアリティ。そういう日本人に記号的にヤキモノという存在がインプットされた分かり易さに魅せられたのではないかと思います。ここにご紹介する壷(花器)が自在で表現豊かなのは、そういう意味で大谷さんにとって原点であり、楽しい言葉なのだと思います。ある人にとっては、それは道具であり、またある人にとっては作品であり、そして自分を映す対象であるのかもしれません。大谷さんの壺を見ると、誰にでも、伝わること、購入できること、それが器の持つ公平な力なのだなと思います。

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大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-13 01:20 | 大谷工作室2011

大谷工作室展の陶塑

現在開催中の大谷工作室展は、うつわを中心にした構成ですが、その中に陶土で作られた塑像もいくつか展示されています。大学時代は彫刻を学んだという背景がありますから、立体物を造ることは原点であるのだと思います。しかし大谷さんの手による造形は、アカデミックなデッサンから生み出される技巧性とは違い、とても直截的な感覚によるものです。可塑性の高い陶土であるからこそ出来る即興的な柔かな形に、炎を経て焼き固めた質感。そこには大谷さんの自在な緩やかさと、物体としての存在感があります。まるで子供の粘土遊びのような。まるで古代の地母神のような。それらは、おおらかに人の心を包んでくれる寛容な姿をしています。そんな作為のない自由さを、大人の大谷さんが造れることに、稀有な手のセンスを感じます。

陶塑たち(※一部sold outです)
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大谷工作室のうつわ展 ~OFF BEAT~
2011年10月8日(土)~18日(火) 会期中無休 (営業カレンダー
11:00~18:00
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2011-10-12 01:32 | 大谷工作室2011