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ギャラリー うつわノート 常設展示のお知らせ

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本日(5月27日)より常設展示を行っております。4月のオープニングから続けて展示会を開催した為、今回がはじめての通常展示となります。日程の詳細は営業カレンダーでご確認ください。

ご覧いただける作家の器
安部太一、川淵直樹、小嶋亜創、寒川義雄、清水善行、田鶴濱守人、田村文宏、田淵太郎、松村英治、三笘修、村田森、山本忠正、吉田次朗、他(敬称略)

5月29日(日)は臨時休業となります。

by sora_hikari | 2011-05-27 15:23 | おしらせ

高田竹弥・渡辺遼 二人展 @ 桃居

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西麻布の桃居で開催されている高田竹弥さんと渡辺遼さんの二人展に行ってきました。高田さんは絵画を中心にした抽象の世界を、渡辺さんは金属造形による立体物を制作されています。普段、用途のある器の展示会を開催している桃居では、新たな試みになります。まず高田さんの作品。白を基調としたタブローや立体造形。時間が堆積した深い記憶を見るような平面と立体。古い街角の壁や朽ちた舟の板のような景色です。次に渡辺さんの作品。鉄の塊や刀のようなスライス片。自然界には存在しない形状ですが、種や石のような自然物、そしてモノリスのような象徴性も同時に有しています。お二人は、年代も違えば、作る素材も異なります。面識もなく、本企画での引き合せ。しかし、お互いの作品が自然に共鳴し合い違和感なく混ざり合っていました。お二人の造形をカテゴライズするなら、アートや美術ということになるのだろうと思いますが、もっと違うフィールドのようにも思えます。例えば、日常生活空間の中で季節ごとに花を活けたり、旅先で拾った貝殻や石ころを窓辺に置いてみたり。そんな生活と密着して気持ちの美意識の延長と繋がったところにあるもののように思いました。多分、器も食のための道具でありながら、同様の気持ちを感じさせる共通性があると思います。そういう意味で、心の道具としてお二人の展示会が、当ギャラリーで開催されるのは、実に自然な流れのように思いました。


高田竹弥・渡辺遼 二人展
2011年5月20日(金)~24日(火)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ

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by sora_hikari | 2011-05-22 01:25 | 渡辺遼さん

大谷工作室 展 @ 日々

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銀座の日々(にちにち)で開催されている大谷工作室展に行ってきました。大谷工作室とは、滋賀県在住の大谷滋さんの活動名。おひとりで作られていますが、個人の名前でなく「工作室」。そこに個人追求型のものづくりでなく、もっと軽やかな手仕事を表しているのが、大谷さんらしくあるように思います。お作りなるものは、オブジェ、彫刻、うつわ、人形など多様な造形。いまのところ陶土によるやきもの作品が中心です。大谷さんの作り出すものは、「遊び」の延長のようでありながら、実は独特の世界観をもった稀有な「本気」を感じます。まじめを抜いたまじめ。そんな緩さが、誰をも受け入れる寛容な存在を生み出します。自身を突き放す客観性。例えば、共同工房に捨てられて固まった粘土を基に作品にしたり。またはぎゅっと手で絞っただけの地蔵のような人形。そんな距離の取り方が、ものとの緩やかな関係を生み出しているように思います。疲れたり、悩んだり、そんな時に、ああこれでいいんだなと思わせてくれる、そんな精神浄化をさせてくれる才能が嬉しいです。


大谷工作室 展
2011年5月20日(金)~25日(水)
12:00~19:00 (最終日は17:00迄)
日々 (東京・銀座) ホームページ

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by sora_hikari | 2011-05-22 00:45 | 大谷工作室

前川秀樹 像刻展 @ DEE'S HALL

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東京・南青山のDEE'S HALLで開催されている前川秀樹さんの像刻展に行ってきました。本会場で4回目、多治見で一部展示された像刻を合わせると5回目の体験になります。回を追うごとに像の細密な表情のリアリティや、それぞれの物語性の円熟度が増しているように感じます。前川さんの心の奥にある神話に登場する人物たちは、ときにカオスをもたらし、そして明瞭にひとつの世界に向かっているように思いました。今回はそれを裏付けるように「Zuhre」(ズフラ)という前川さんの新刊神話集にその世界を書き留めておられます。漠然とした心象世界が、言葉と繋がって形象化した像のひとつひとつは、集合体としても、そしてひとりの神としての姿として強いメッセージを奥に秘めているように感じました。手による創造、文章による創造、とても刺激的な展示会です。


前川秀樹 像刻展 Gwener
2011年5月18日(水)~25日(水)
12:00~20:00 (日曜、最終日は18:00迄)
DEE'S HALL (東京・南青山) ホームページ

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zuhre(ズフラ)
A4変形判 160ページ
物語5篇、エッチング11点、ピンホールカメラによる像刻写真5点を収録
編集+発行 信陽堂編集室
価格3500円(税別
紹介ページ

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by sora_hikari | 2011-05-22 00:07 | 前川秀樹さん

内田京子 陶展 @ うつわ楓

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東京・南青山のうつわ楓で開催されている内田京子さんの個展に行ってきました。内田さんは三重県四日市で制作されています。内田さんのお作りなる器は、土器のようなプリミティブな形状を持ちながら、柔かな輪郭と温かみのある質感が特徴的です。石粒の混ざる粗い土を焼成して石を浮立たせ、さらにそれを削って本焼をするという手間のかかるお仕事をされているそうです。そういう過程を経た器は、粗い表面に見えて、実は手触りや口触りがしっくり馴染むように出来ています。ざっくりとした粗いセーターやリネンの生地が、何年も使い込まれて心地良い肌触りになってくるような感覚でしょうか。陶芸家のご主人のお手伝いや3人のお子様のお世話で日々お忙しくされている内田さん。それにも関わらず、たくさんのお客様にも丁寧に接し、じっくりと自分の器づくりを続けておられる様子を知ると、なるほどこのような包容力のある器を生み出す源泉を見るような思いがします。


内田京子 陶展
2011年5月18日(水)~23日(月)
12:00~19:00 (最終日は17:00まで)
うつわ楓 (東京・南青山) ホームページ

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by sora_hikari | 2011-05-21 19:52 | 内田京子さん

小山義則 展 @ 千鳥

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東京・水道橋の千鳥で開催されている小山義則さんの個展に行ってきました。小山さんは茨城県笠間で制作されている50代半ばの方です。お作りなる器は、土ものや磁器の幅広い作風をお持ちですが、土味の深い器が特徴的です。今回の個展は、先の地震の影響で制作に支障があったようですが、それをものともしない数量の器が展示されています。粉引、刷毛目、黄瀬戸、引出黒、長石、白瓷、伊羅保、飴釉など記述仕切れない程の釉薬と、多様な形の器が並んでいました。どの器にも共通するのは渋みのあるテーストです。それらに定形な器、料理屋さんで使われるような変形鉢や皿が組み合わされて、小山さんの総合的な器表現を見ることができました。食器づくりを長年通して制作されてきた小山さんのお仕事の中から、自分の好みに合った器を見つける楽しみのある展示会でした。


小山義則 展
2011年5月14日(土)~22日(日)
11:00~19:00
千鳥 (東京・水道橋)ホームページ

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by sora_hikari | 2011-05-21 19:24 | 小山義則さん