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山野邊孝さんの灰釉鉢

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二子玉川 KOHORO 2010年4月

山野邊孝さんの浅鉢です。6.5寸。灰釉で焼かれた淡い色合い。自然な風合いが溶け合った優しい表情をした器です。

by sora_hikari | 2010-06-29 22:06 | 山野邊孝さん

金森正起 展 @ さる山

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元麻布のさる山で開催されている金森正起さんの個展に行ってきました。金森さんは名古屋で金属のお仕事をされています。2001年に鉄の仕事に出会い、2003年より鍛造の鉄作家である松岡信夫さんに師事され、現在は名古屋で独立したお仕事をされています。従来から鉄を使った門扉、手摺、照明など住設関連の金属造形をされているようですが、今回の個展は、お皿やボウルなどのテーブルウェアを中心にした展示内容になっており、このような形式での個展は初めてとの事です。展示されているのは、鉄・アルミ・ステンレス・銅などを使ったものですが、特徴的なのは、それらの金属の表面に錫(すず)を施した仕上がりになった皿やボウルが多く見られることです。錫と言えば、通常は錫引きのカップや銅鍋などの内側に施された反射のあるギラリとした印象がありますが、金森さんの場合は、それを敢えて抑えた鈍い表情で仕上げていて、そのテクスチャーが不思議な魅力を醸し出しています。また鍛造されたプレートやボウルのフォルムは鎚目も残さず、素っ気ないほどシンプルな表情をしており、それが錫引きの質感によって、より一層朴訥とした道具感を強くしています。それは一見すると簡素な形に見えますが、実は小口の処理やラインの繋がりなど、ディテールに凝縮された緊張感があり、計算された無表情さと言えるかもしれません。錫仕上げ以外にも、錆びの表情をした酸化仕上げのもの、錫に鉛を含有させた古いピュータのような燭台、切削加工による蓋ものなども見ることができました。形と質感のセンスは、当ギャラリーでの初個展というのも頷けます。さる山発のニューフェースとして、これからのご活躍が楽しみです。


金森正起 展
2010年6月26日(土)~7月4日(日) 会期中無休
13:00~18:00
さる山 (東京・元麻布) ホームページ | MAP

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by sora_hikari | 2010-06-26 23:57 | 金森正起さん

河上智美・照井壮 二人展 @ オチコチ

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自由が丘のオチコチで開催されている河上智美さんと照井壮さんの二人展に行ってきました。河上さんは茨城県つくば市でガラスのお仕事を、照井さんは佐賀県有田市で磁器のお仕事をされています。河上さんの柔かいラインのガラスと、照井さんの優しい白の器が相まって、夏の季節に向けた清々しい展示内容になっています。今回、河上さんは、モールで型取られた懐かしさのあるコップや鉢をはじめ、木の蓋付きの容器、花器、ピッチャー、箸置きなどを展示されています。また照井さんは、シャープなラインを持ちながら手触りが柔かい白のリム皿、ボウル、カップ、蓋もの、箸おき、小花器、ピッチャーなどを展示されています。クリアなガラスと清らかな白い器が、外から反射する夏の陽射しを受けて、店内を一層明るくしています。食卓登場頻度の高いサイズのガラスと磁器がバランス良く配されており、これからさらに暑くなる季節に清涼感のある食卓をいろいろと演出してくれそうです。


河上智美(ガラス)、照井壮(陶) 展
2010年6月26日(土)~7月3日(土) 会期中無休
11:00~19:00
オチコチ (東京・自由が丘) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-06-26 23:16 | 照井壮さん

竹本ゆき子さんの粉引飯碗

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千駄ヶ谷 SHIZEN 2010年4月

竹本ゆき子さんの飯碗です。ざっくりとした造り。化粧土に灰釉がかかり、濃淡の変化が綺麗です。

by sora_hikari | 2010-06-25 23:59 | 竹本ゆき子さん

広川絵麻さんの湯呑

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神宮前 Zakka 2010年4月

広川絵麻さんの湯呑です。少しマットな手触りの仕上がり。土から浮き出した鉄の流れがアクセントになっています。

by sora_hikari | 2010-06-25 23:53 | 広川絵麻さん

田谷直子さんの湯呑

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神宮前 Zakka 2010年4月

田谷直子さんの湯呑です。灰釉の色合いが綺麗です。形もすっきりとして健やかな美しさです。

by sora_hikari | 2010-06-25 23:50 | 田谷直子さん

長谷川奈津さんの小皿

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神宮前 Zakka 2010年4月

長谷川奈津さんの4寸小皿です。還元落しでしょうか、落ち着いたグレーの色合いが綺麗です。

by sora_hikari | 2010-06-25 23:46 | 長谷川奈津さん

荒賀文成さんの粉引花器

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広尾 ギャラリー旬 2010年4月

荒賀文成さんの粉引花器です。高さ16センチほどの使い易いサイズです。李朝ものを指向した粉引だと思いますが、素直な造りと柔かな白が綺麗な花器だと思います。粉引は多くの作家が取り組んでいますが、土の選び方、化粧土の特性、焼成の方法など、それぞれの作り手ごとに個性が表れて固有の魅力があります。荒賀さんの粉引は、ストレートな白が作りたい器への意思を表しているように思います。



※荒賀さんの個展が京都のギャラリーで開催されています。

荒賀文成 粉引展
2010年6月18日(金)~30日(水)
9:00~18:00 (最終日は17:00迄)
朝日陶庵 アートサロン くら (京都市東山区清水1-287-1) ホームページ

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by sora_hikari | 2010-06-25 23:14 | 荒賀文成さん

うつわ関連誌


うつわをテーマにしたムックやマガジンが同時期に出版されています。それぞれの誌面ごとに特徴があり、全体を俯瞰してみると、今のうつわを取り巻く一面が見えてくるように思います。きちんとした取材と編集を経た出版物は、企画テーマに添った特集や系統だった知識など、新たな発見や、繰り返し活用できる保存性に優れていると思います。各誌が一定の周期で器をテーマに取り上げることはありますが、このように複数誌の波長が揃うことは珍しいことなのかもしれません。人々の生活のなかに、しっかりと暮らしの器が根付きつつあることの表れのように思います。


CASA BRUTUS
「にっぽん全国! 器の素敵なカフェ案内。」
2010/6/18発売・定価:1000円(税込)
発行:マガジンハウス
リンク
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天然生活 2010年8月号
「器と旅と食べ物と」 
2010/6/19発売・定価:690円(税込)
発行:地球丸
リンク
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nid  vol.16
「手になじむ器、心に効くごはん」
2010/6/19発売・定価:880円(税込)
発行:エフジー武蔵
リンク
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暮らしの器
「お気に入りの作家の器に出会える50のショップと陶器市」
2010/4/8発売・定価:1260円
出版:soramill
リンク
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by sora_hikari | 2010-06-24 18:28 |

木村硝子店の仕事 @ ギャラリー ル・ベイン

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西麻布のギャラリー ル・ベインで開催されている「木村硝子店の仕事」展に行ってきました。これは、東京の湯島に会社を構える木村硝子店のグラスを展示する内容になっています。ギャラリーの白い空間の中に、大きな展示台が2つあり、ひとつには定番商品のカクテルグラス・ワイングラス・極薄グラスを、もうひとつには、オリジナルデザインの木勝(きかつ)と、es(エス)が並んでいます。全ての形やサイズが異なる繊細なグラスがずらりと並ぶ様子は、なかなか見応えがあります。木村硝子店は、創業1910年の老舗。ホテルやレストラン・バーなどの業務用のグラスを中心に多くの商品を取り扱っています。企画、デザイン、卸し、販売を中心にした会社で、製造は日本やチェコの提携先で行われているそうです。扱うグラスは全般的にシンプルなものが多く、飽きがこないオーソドックスなグラス。誰もが知らぬ間にどこかで手にしたことがあるかもしれません。商品の幅の広さだけを見ると、大規模な会社のように思いますが、実際は社員10数名の小回りの効く会社。それだからでしょうか、取り扱われるグラスは、どれも一貫したデザインポリシーを感じます。今回、並んだ「木勝(きかつ)」シリーズは、社内デザイナー三枝静代さん()によりオリジナルデザインされ、東京下町の熟練した職人達の手により作られているカクテルグラス。企画をスタートさせてから6年の間、100種のグラスができるまで温めてきたという意欲作。その繊細な切子や豊かなデザインフォルムのグラスは、ひとつひとつが完成された世界観をもっています。売上中心ではなく、自分たちが信じる良いものを作ることが結果的に、お客様に届く一番の方法だという自信を持って臨んでいるそうです。企業のブランドという目で見るとクールな印象がしますが、実はその向うにある人間臭い一面を知ると、格段とその商品に対する意味合いが変化してくるように思います。いまは大手百貨店や商社など、従来の業界を支えてきた太い流通構造が変化してきている時代のように思います。だからこそ、もっと個人に近づいて、作る側の気持ちもパッケージされたプロダクトの届け方が大切な時代なってきているように思います。


木村硝子店の仕事
2010年6月22日(火)~7月4日(日) ※月曜定休
11:00~19:00 (最終日は16:00迄)
ギャラリー ル・ベイン (東京・西麻布) ホームページ

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「木勝(きかつ)」シリーズ
6月21日にオープンした木勝のオンラインショップ
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株式会社 木村硝子店 [ 会社ホームページ ]
東京都文京区湯島3-10-7


by sora_hikari | 2010-06-22 23:52 | 見て歩き