カテゴリ:安永正臣 展( 13 )

「安永正臣展 オリエントの記憶」ありがとうございました

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安永正臣展 オリエントの記憶」は本日終了しました。気温の低い日が続く中、ご来店頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

今回はオブジェに絞った作品展でしたが、結果的に半数をお持ち帰り頂き、高い評価を得ることができたと思っております。さらに海外ギャラリーからのオファー、アートフェアへの出品の打診など、次に繋がる可能性を頂けた事も安永さんの作品力があればこそだと思います。

現代陶芸もいろいろな方向があり、一律に括ることは出来ないのですが、昨今の前衛的、技巧的な表現に対して、安永さんの場合、器の起源、素材の捉え方を反転して捉え、あくまで「焼き物」として最終表現を試みていることが特徴的であると思います。

従来は工芸系フィールドを主に活動をして来られましたが、新たに現代陶としてのコンテキストを明らかにした上で、アート分野でもその価値を見出し、流通の交錯の実践を願っています。

これからの安永さんの活動にどうぞご注目下さい。この度はありがとうございました。


これからの営業案内

うつわノート本店(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)
2/5(月)~2/23(金) 冬期休業
2/24(土)~3/4(日) 打田翠展
営業カレンダーはこちら

うつわノート八丁堀店(東京都中央区八丁堀2-3-3 4F)
http://utsuwa-note.com/hatchobori
営業日:月~土曜 13時~19時
定休日:日曜日
常設品の器を展示しております。


by sora_hikari | 2018-02-04 18:50 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」8日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の会期はあと1日。明日2月4日(日)で終了します。

三重県伊賀市にある安永正臣さんの工房。ご覧の通り由緒ある伝統家系でも潤沢な資金に支えられた佇まいではなく、バラックのような、もとい原野の清貧な仕事場。寒さ、暑さにめげず、埃まみれの作業を通して、信ずればこそ、良い物が生まれる訳です。もっと器用に立ち回ればとも思いますが、この一途な姿勢が結果的に作品の純度を高めているように思います。

大学時代に学んだ陶芸。走泥社の星野暁さんと出会ったことが今の作品の方向性に影響を与えています。現在は器も同時に作っていますが、学生当初から釉薬を胎土とした作品を手掛けていました。卒業後は製作の場所探しに1年かかり、25歳になって伊賀で作家として独立。地元の陶器市やカフェで発表しながら2011年に伊賀のギャラリーで大きな個展の機会を得ました。今は、うつわ系、アート系、骨董系と幅のある場で活動をしていますが、まだこれからが楽しみな作り手でしょう。

作業工程の写真も公開して構わないと、ご本人の許可を得ましたが、敢えてやめておきましょう。釉薬を砂に埋めて焼く。言葉にすれば簡単ですが、なんと面倒な発掘、そして研磨作業。焼成の温度管理、後工程の過酷さが作品づくりを支えているとお伝えしておきます。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-02-03 19:19 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」7日目-2

安永正臣展 オリエントの記憶」の会期は残すところあと2日となりました。2/4(日)で終了します。

古代ローマの涙壺のような小品。高さ5~10センチ程。難しいことは言わずに「カワイイ」と感じて頂ければ十分なのですが、身長190センチ近い安永さんが、こんな細かな作業をしている姿を思い浮かべると、なんだか愛おしくもなるのです。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-02-02 18:08 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」7日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の7日目。本日も通常通り営業しております。午前中に雪はやみ、近隣道路の通行に支障はありません。

器の形状をした作品。これらも釉薬を胎土として成形し、砂に埋めて焼成したもの。中間色の色合いは優しく、質感は柔らかな印象です。しかし、この表情を出すための研磨は地道で過酷な作業です。焼き物ですが、物理的に石彫にも近い過程を経た作品でもあります。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-02-02 12:32 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」6日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の6日目。

「箱の骨格」、「器の骨格」と題する作品。文字通り、焼き切って残った骨片のように。そう、うつわに骨があったんだ、、。観念的なうつわの骨。人々が価値づけた機能や美意識を剥ぎとって残るもの。本来の形を反転させることで、纏った外形の芯を見る。悠久の時を経て、やがて化石になった器たち。ああ、人の営みなど一炊の夢。夏草や兵どもが夢の跡。安永さんはロマンチストなんですね。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-02-01 18:13 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」5日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の5日目。

「熔け合う壺」、「脱殻」、「釉皮」などと技法や形状に準じて名付けられた作品です。一般的にこれらを見る限り、安永正臣さんはオブジェ作家、または現代工芸家と位置づけられると思いますが、別の解釈をすれば大いに「うつわ」作家であるとも言えます。

事実、いずれの作品も器の形態をしており、その既成化された器の概念を転換させることを試みているからです。土を覆う釉薬を器胎に用いる主従の逆転、熔けて結び合う器の集積、本体の抜け殻となる表皮、土に埋めて焼く鋳造技法の引用。いずれも「うつわ」という機能を解体し、脱構築を図っています。

ゆえに逆説的に見れば、うつわの偏愛作家なのであり、そこ見落としては本質に近づけないように思います。器の組成の源流を問うて表現していることに意味があるのです。さらに作品の自己表現が行き過ぎずに留まっているのは、「うつわ」を底流に置いた客観性があるからです。これも受け取る側にとって肝心なことでしょう。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-01-31 18:19 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」4日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の4日目。

鳥や動物を象った造形。オブジェに対してもう一方の軸。石彫にも見えますが、これも釉薬の塊を砂に埋めて焼成している過程は同じです。釉薬に含まれる鉱物が溶け、表面を研磨することで、この淡く曖昧な色が生れます。

エジプト、メソポタミア、ペルシャなど古代オリエントの神獣を思わせる造形。遥か昔に大河流域に興った大文明。かつて栄華を誇った人々の暮らしがやがて土に埋まり、儚き営みを今に伝える欠片。消えらんとする輪郭は、シルクロードの幻想世界を思わせます。

※ご紹介品の一部は売約済みです。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-01-30 18:17 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」3日目

安永正臣展 オリエントの記憶」の3日目。

砕(sai)と名付けられたシリーズ。ガラス質の素材を粘土状に成形し、砂に埋めて焼成しています。高さ10cm程のものが多く、椀形(わんなり)の手で包めるサイズです。手捻りで成形したフォルムが、砂を通した熱によって軟らかく溶け、欠片が付着し、意図せぬ景色を作り出します。土石とガラスを分けて捉えるのではなく、地球が何億年もかけて精製した鉱物の壮大なドラマの片鱗を感じさせます。

※ご紹介品の一部は売約済みです。

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安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-01-29 18:17 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」2日目

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安永正臣展 オリエントの記憶」の2日目。本日も寒い中、ご来店頂きありがとうございました。安永さんの在廊は本日で終了し、伊賀にお戻りになります。明日以降、具体的な展示品を紹介して参ります。


安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-01-28 18:21 | 安永正臣 展

「安永正臣展 オリエントの記憶」 始まりました

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安永正臣展 オリエントの記憶」は本日より始まりました。気温が低い中、途切れることなくご来店頂き、ありがたい限りです。安永さんとじっくりお話される熱心な方が多く良いスタートとなりました。明日1/28も安永さんが在廊されます。会期は2月4日(日)まで無休でご案内致します。


安永正臣展 オリエントの記憶
2018年1月27日(土)~2月4日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 1月27日・28日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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安永正臣プロフィール
1982年 大阪府生まれ
2006年 大阪産業大学大学院環境デザイン専攻修了
2007年 三重県伊賀市にて独立
2011年 薪窯築窯
2018年 現在 三重県伊賀市にて製作


by sora_hikari | 2018-01-27 18:05 | 安永正臣 展