カテゴリ:小嶋亜創2017( 12 )

「小嶋亜創展 印判輪舞」 ありがとうございました

小嶋亜創展 印判輪舞」は本日終了しました。ご来店頂きました皆様に御礼申し上げると共に、早々に展示品が少なくなり十分なご提供が出来なかった事をお詫び致します。

写真は開催当初の陳列の様子です。記録として掲載致します。

風合いが良く、使い易く、買い易い。支持して下さる方の積み重ねで評価も高まっています。一方で個展数、取引店を限定し、毎回新テーマでリスクの高い薪窯焼成のため、手に届く数には限りが出てしまいます。本来、経済の原理から言えば、インフレを起こすのが妥当であり、価格は高騰するものです。しかし清貧の美を貫く小嶋さんの姿勢からこの選択はありません。

千円の小皿が喜左衛門井戸と等価であろうとする姿勢。民藝思想を地で貫く実践。茶陶や骨董の在り方に疑義を呈し、自分の作った物にはサイズを基準にしたプライマリーの価値しか付与しない。これは思想であり意地であり、出来あがった物への残酷な仕打ちでもある。茶陶の奥にある外形を脱ぎ捨てたもの、そこに残るのは何なのか。

小嶋さんの器を物として追えば、食器棚が満たされた時点で気持ちは満足するでしょう。しかし同時代に生きる作家の矜持に共感するならば、この器の「在り方」と同調できると思うのです。器を通して、農作業を通して、暮らしを通して、彼の考える芸術の体現を行っているのです。

しかし、そこに落とし穴はないのか。全てが自己完結することで、外圧から変化できない危険性はないのか。世に媚びず、乞食坊主のごとくやがて野に果てるのか。この狂騒は刹那な共同幻想で終わってしまうのか、はたまた歴史に刻まれる第一歩なのか。それは時間が経過するなかで答が出される事でしょう。

偏屈ではあるが面白い。器と共に小嶋さんの「在り方」を、これからも見続けたいと思います。この度はありがとうございました。

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これからの営業案内
12/11(月)~12/15(金) 搬出・設営休み
12/16(土)17(日) 小江戸骨董市 2日間のみ
12/18(月)~12/22(金) 搬出・設営休み
12/23(土)~12/26(火) スナフジタ展 4日間のみ
12/27(水)~  年末休み

営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


by sora_hikari | 2017-12-10 18:01 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 8日目

小嶋亜創展 印判輪舞」の会期は明日12/10迄となります。今展の器は完売しておりますが、一部の売約済み展示品をご覧頂けるとともに、当店の常設品を販売しております。

長野県大町市の小嶋亜創さんの暮らしと仕事の現場。何度訪ねても、ここから伝わってくるのは、小嶋さんの強靭な思想と絶対的な労働から成り立つ暮らしの匂いです。農業も陶芸も大地の恵み。労働が糧となり食と貨幣に変換される。とてもシンプルな循環。しかし現代に於いてその実践が難しいことも事実でしょう。その生き方には嘘が入らない。そこから生れる健やかな美。ここに小嶋さんの器の真理が見えてくるのです。

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小嶋亜創 陶芸と生活
2017/4/12
出版社: Kaikai Kiki Co., Ltd
2800円+税


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-09 17:41 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 7日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の7日目。

カイカイキキ出版の写真集「小嶋亜創 陶芸と生活」。3年近くの月日をかけて今春ようやく発刊されました。技法別の器、暮らしの風景の写真も美しく見応えがありますが、小嶋さんのインタビュー、そして巻末の村上隆さんとの出版に纏わるメール書簡は大変興味深い内容です。器の奥にある反骨精神溢れる小嶋さんの実像に迫ることができます。うつわノート川越店、八丁堀店で取り扱っております。

小嶋亜創 陶芸と生活
2017/4/12
出版社: Kaikai Kiki Co., Ltd
2800円+税


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-08 19:44 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 6日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の6日目。

筒形の花入。古代壁画のような掠れた印判に風情を感じます。

小嶋さんにとって印判の器は過去に数種類あったものの、これだけまとめて発表するのは今回が初めてです。ここ数年、関東のギャラリーで発表する際には、自らひとつのテーマを決めて、それに専念することを続けています。

先例のない作風にはリスクが伴います。今回の印判は特に難産であったと聞きました。ぎりぎりまで焼成で良い結果が得られず、三窯分が全滅。最後の最後にようやく数が採れた綱渡りだったそうです。

自分にとっても、お客様にとっても、過去の作風の器を提供する方がスムーズですが、敢えて新たなチャレンジを繰り返しています。小嶋さんにとって今はまだ構想のごく一部でしかないそうです。

にも関わらず、お客様の支持を得られるのは、実際に器を使った上で納得する満足感があるからです。事実、リピートのお客様が大変多いのです。この実感こそが、両者の信頼関係を支えているのです。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-07 17:52 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 5日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の5日目。

4寸程の小鉢。中心に押された犬もしくは鹿、あるいは幻獣の印判。漫画のような絵柄は昭和のキッチュな雰囲気も漂います。

今展の出品物を送ってきた箱に添えられていた小嶋さんの手紙に「今回の企画は印判ということですが、内容的には文脈なしというものです」という件(くだり)がありました。

「文脈なし」。これは何を意味するのか?類推するに、従来の手描きや骨董的模写の器に対して、その意味性を捨てること、つまりは文様を戯画し、手による作業を無機質化することで、作家という自己を抑え込む。これが今回の「印判」の本題であると考えられるでしょうか。それが新たな「表現」であるというパラドックスは存在する訳ですが。

いやいや、そう言いながらも、このSNS時代にインスタ映えを狙った小嶋さんのしたたかな戦略、、というのは邪推が過ぎるかもしれません。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-06 17:21 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 4日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の4日目。

上下左右の印判模様。東南アジアの紋章やペルシャの霊獣のように見えます。しかし時代や地域を特定しない無国籍な世界。鉄絵や線彫りなどの動的な模様の器に対して、印判は敢えて静止した様式的な絵柄を選んだところが小嶋さんの拘りでしょう。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-05 18:00 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 3日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の3日目。

今回の印判は、型刷りや転写シートではなく、蒟蒻(こんにゃく)印判と呼ばれるゴム印によるものです。古くは初期伊万里などに見られる素朴な技法です。今回小嶋さんは100種類の型を作り、そのうち60種類を使い分けています。当初は古典柄から作り始めたそうですが、それでは如何にも古典の写しになってしまうので、方向性を変えてややコミカルな柄にしたそうです。古典風の焼き上がりに滑稽柄とでも言いましょうか、小嶋さんならではのアレンジなのです。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-04 17:28 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 2日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の2日目。

既にご案内の通り小嶋亜創さんの器は残り少なく、本日時点で7寸の浅鉢が4点のみとなっております。会期を通して十分なご案内が出来ず申し訳ございません。どのような展示内容であったかをご覧頂けるように、売約品ではございますが70点ほど展示しております。その他、当店の常設品を展示販売しております。何卒ご了承ください。

※写真は呉須印判5寸鉢(売約済み)


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
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1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-03 17:49 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 オープンしました、、が

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)は本日オープンしました。店内が混雑しご来店の皆様にお詫び申し上げます。回を重ねるごとに評価の高まる小嶋さんですが、需要と供給のバランスがとれなくなり心苦しいばかりです。

展示総数420点のうち、現在残っているのは30点程です。追加の予定はございません。明日より残りの品と売約品の一部をご覧頂くと共に、弊店の常設品も並べるように致します。会期が始まったばかりですが、何卒ご了承ください。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
作家在廊日 12月2日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-02 20:50 | 小嶋亜創2017

「小嶋亜創展 印判輪舞」 12/2(土)より

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明日12/2(土)から始まる「小嶋亜創展 印判輪舞」の準備が整いました。皿・鉢を中心に420点が並びます。初日は小嶋さんが在廊いたします。皆様のお越しをお待ちしております。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
作家在廊日 12月2日
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-01 17:36 | 小嶋亜創2017