カテゴリ:森岡成好 展( 12 )

「森岡成好展 壺中有天」 ありがとうございました

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森岡成好展 壺中有天」は本日終了しました。会期中はたくさんの方にお越し頂き厚く御礼申し上げます。今回の出品物の一部は、うつわノート八丁堀店で10/25(火曜)より展示いたします。ご都合が宜しければご覧ください。

森岡さんを、ひと言で表すなら「器の大きな人」。これに尽きるでしょう。

個展の立会いからご自宅に戻るなり、すぐに仕事に取り掛かります。薪割り、ろくろ、土掘り、きのこ採取に畑の収穫。休むことがありません。60代後半で、この体力と精神力は、ただただ頭が下がるばかりです。森岡さんのそんなお人柄とうつわづくりに憧れて、たくさんの人が周りに集まってきます。しかし、森岡さんを知らない方に、もっともっと会って頂きたいと願っています。

この度は本当にありがとうございました。

※森岡成好さんのホームページ 毎日の仕事が綴られています。


今後の営業案内
10/24(月)~28(金) 搬出・設営休み
10/29(土)~11/6(日) 山本忠正展 会期中無休
11/7(月)~11(金) 搬出・設営休み
11/12(土)~20(日) 中野知昭展 会期中無休

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ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


by sora_hikari | 2016-10-23 18:27 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 元祖暮らし系

森岡成好展 壺中有天」の8日目。会期は明日10/23で終了となります。

本年2月にご自宅にお訪ねした際の写真。和歌山県かつらぎ町。高野山の麓にあります。

まずお住まいや窯場のスケールに圧倒されます。ご自分で建てた玄関先の直径1メートルはあろうかと思われる柱が、雄勁な器を生み出す森岡さんの人物像を象徴しています。

暮らしと仕事が繋がった「場」。いまどきの「丁寧な暮らし」という言葉が軽々しく聞こえてしまう程、毎日を積み重ねてきた時間が刻まれています。日々の仕事、そして食べることを大切に。ごはんの美味しいこと。スタイルじゃなくて、全て事実。

大人物でありながら、決して偉ぶらない。身近なことも、大きな仕事も、ひとつの環の中にあります。その場に立つと、なるほど、こういう暮らしから、この「うつわ」が生まれるのだと、理屈なく納得できるのです。

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森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-22 18:17 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 非インスタント

森岡成好展 壺中有天」の7日目。会期は残り2日となりました。

本日は、徳利または一輪挿し。そして食器(碗・鉢・皿)。

今の時代からすれば、森岡さんのうつわは、重厚な印象があるでしょう。確かに物理的にも厚さも重さもあります。しかしそれは、やわじゃなく、しっかりとした芯のある手ごたえです。

森岡さんが焼き物をはじめた頃は、まだ陶芸家による食器づくりは一般的ではありませんでした。目指すべきは、崇高な茶碗や酒器。食器は生活の糧を得るための手段であり、「雑器」と呼ばれ「その他」扱いだった時代です。そんな頃から陶芸界のヒエラルキーには属さず、暮らしと繋がる器を作り続けてきました。年齢・立場と共に上がっていく「先生型」システムの価格体系も忌避してきました。

いまの軽やかな生活食器ブームと相対すれば、大時代的、巨艦型の陶芸家像を森岡さんに抱く方がいるかもしれませんが、それは間違いです。最初から暮らしの中の「焼き物」の美しさを探究し、それを実践してきたのです。森岡さんのような方がいたからこそ、今がある。そう思うのです。

ネットによるインスタントな伝達やスタイルづくりが出来る時代ですが、あらためて森岡さんのような骨格のある器を支持する若い方が増えています。それは時代に対する反作用なのか、それとも原点探しなのか。いや、思想的共鳴という抽象論よりも、最終的には具象的な「物」としての説得力なのだと思います。

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※上記ご紹介の写真は一部売約品を含んでおります。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-21 18:30 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 壷ロマン

森岡成好展 壺中有天」の6日目。

今回の本題である大壺と甕(かめ)。店内一番の見所です。

中世の貯蔵器の形に通じています。森岡さんご自身、江戸以降の自己表現の強い焼き物は好みではないそうです。中世の壺、東南アジアの古陶、そして縄文晩期の精神性に憧れると言います。共通するのは、道具としての無垢な存在でしょうか。自己主張よりも、献身的。しかし芯のある土着的な強度があります。

壺は花を生けたりする実用性もありますが、それ以上に「物体」として純粋性を感じます。造形的であり、彫刻的でもある。実用の食器を作ることにも増して、作り手自身の筋肉を鍛えるアイテムであるでしょう。何より作っていて面白いのです。

今の住空間では、なかなか大きな壺は流通しずらい時代かもしれません。森岡さんにとっても、壺をテーマにした個展は何十年ぶりとのこと。しかし常に大壺を作り、焼き続けています。焼き物屋にとって、やはり壺づくりはロマンがあるのです。

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※上記ご紹介の写真は一部売約品を含んでおります。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-20 18:05 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 炎の痕跡

森岡成好展 壺中有天」の5日目。

強い還元の掛った黒い焼締め。炎が創り出す造形です。

太古より火を操るのは人間としての証し。火を囲んだ儀式、食生活、冬の生命維持。生死を左右する炎の神聖さは、誰しも深い心の奥に記憶として隠れているのかもしれません。炎を見ると気持ちが昂る人も多いでしょう。

この時代、都会では焚き火は条例で禁止されています。炎の痕跡を残す焼き物は、現代人の深い記憶と繋がるのかもしれません。

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※上記ご紹介の写真は一部売約品を含んでおります。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
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2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-19 18:13 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 焼き

森岡成好展 壺中有天」の4日目。

火前で失透させた緑色系の焼締。表面に起こった激しい変化が、ぐっと抑え込まれ、奥行きのあるテクスチャーを生み出しています。

薪窯で焼くからと言っても、意図なく臨めば驚くほど凡庸な焼き上がりになることは、ままあります。土の選び方、造形、そして窯焚き。その中でも最終段階である窯焚きは、不測な領域だけに経験値に左右され易いのです。

森岡さんの場合、蛇窯と呼ばれる長い単室の窯を主にしています。焼成は約10日間。窯内には6000個以上の器が入れられます。登り窯のように焚き口と焼成室を分けた比較的近代的な窯と違い、直接炎による窯焚きは原始的で一般的には不安定です。それだけに面白い。火前、中、奥では還元、中性、酸化と火の加減、薪の入れ方、時間、タイミングによって結果は異なりますが、そう単純なことではないようです。

今回は「お好み焼き」で行こうか。それとも「ねぎ焼き」で行こうか。コテコテにするか、さっぱりにするか。森岡さん流の呼び方です。土選び、造りの段階からイメージして、焼きあげるまでの一連の作業が創作なのです。

この写真の焼き上がりは、火前の 燠(おき)に長く置くことで得られます。ビードロ状のどろどろ、てかてかにはしない。これ見よがしな窯変は好みではない。何故なら作者の意図が出過ぎてしまうから。艶を抑えて、地味だが渋くて美しい。やはりこれ。

これもまた森岡さんの「在り方」を表すのです。

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森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
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1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-18 18:01 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 南蛮焼締

森岡成好展 壺中有天」の3日目。

森岡成好さんと言えば、南蛮焼締で知られる第一人者。一般的に南蛮焼きは、東南アジアから沖縄までを含む南方系の炻器を指しています。桃山の茶人が茶道具として見立てたり、東洋陶磁学者であり陶芸家でもあった小山富士夫氏が手掛けたりと、古くから日本の陶芸史と関わってきました。

南蛮焼締めの魅力は外形的な美しさはもちろんですが、本来、生活道具として作られた南方特有の大らかさではないでしょうか。当時、森岡さんが南蛮を選んだのも、権威や約束事に囚われず取り組める自由さと、その無垢な存在の美しさに感じ入ったからではないかと思います。

人がものを作ると同時に、ものはその作り手を語るものです。本日は、南蛮らしい赤銅色の壺を選んでみました。その背景にある「在り方」にも気付いて頂ければと思います。

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森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
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by sora_hikari | 2016-10-17 18:06 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 多様

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森岡成好展 壺中有天」の2日目。焼締めとひと言でいっても、実に様々な表情があります。実際に触れてお確かめ頂ければと思います。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
作家在廊日 10月15日(土)16日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-16 22:53 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 始まりました

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森岡成好展 壺中有天」は本日より始まりました。久しぶりの快晴に恵まれ、気持ちの良いスタートとなりました。森岡さんの大らかな壺と、庭の緑が融け合っています。明日10/16(日)も森岡さんが在廊されます。皆様のお越しをお待ちしております。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
作家在廊日 10月15日(土)16日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-15 18:15 | 森岡成好 展

「森岡成好展 壺中有天」 10/15(土)より

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10/15(土)より始まる「森岡成好展 壺中有天」の準備が整いました。今回のお花は横川志歩さんに入れて頂きました。なげいれの野花と壺が良く似合います。

すべて1点もの。どれをとっても主役になり得る内容です。初日・二日目は森岡さんが在廊されます。土日は川越祭りが開催され市内が混雑いたします。お出掛けの際は、どうぞご注意ください。


森岡成好展 壺中有天
2016年10月15日(土)~23日(日) 会期中無休 
営業時間11時~18時 
作家在廊日 10月15日(土)16日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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森岡成好 略歴
1948年 奈良県生まれ
1970年 米国で映画製作技術を学ぶ
1973年 和歌山県天野に築窯
1991年 ネパールヒマラヤに登頂
2016年 現在、和歌山県にて制作


by sora_hikari | 2016-10-14 18:35 | 森岡成好 展