カテゴリ:光藤佐展2016( 12 )

「 光藤佐 展 気韻生動 」 ありがとうございました

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光藤佐 展 気韻生動 」は、本日終了しました。長雨続きにも関わらず、たくさんの皆様にご来店頂き厚く御礼申し上げます。

光藤さんは1962年生れ。現在53歳。食器づくりで数をこなしてきた経験をもとに、今後は薪窯の1点ものにも集中して、益々円熟みを増していくことでしょう。

器はバランスが大切。外形的な美しさを求めるには、それをどう捉えるかという内面的な視座が必要です。さらに最終的には使う人とのセッションであること。大きな存在に委ねる心。自然調和の概念こそ、器の勘どころに繋がるのではないでしょうか。

写真は作者近影。その風貌から高倉健さんの役どころを思い浮かべました。いろいろな過去を背負いながら、今は寡黙な作り手といった感じ。ご本人の許可はとらずに書いておりますので、ご容赦の程を。

お持ち帰りになられました器を座辺に置いて、どうぞ日々お付き合い下さい。この度はありがとうございました。


今後の営業案内
9/26(月)~30(金) 搬出・設営休み
10/1(土)~9(日) 打田翠展 会期中無休
10/10(月)~14(金) 搬出・設営休み
10/15(土)~23(日) 森岡成好展 会期中無休

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ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時
049-298-8715


by sora_hikari | 2016-09-25 18:16 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 本質

光藤佐 展 気韻生動 」の8日目。会期は明日25日で終了となります。

茶碗と花入。

近年取り組んでいる志野・黒織部・瀬戸黒。美濃桃山陶を本歌としますが、産地の約束事(土・造り・焼き)に則したものとは異なり、光藤さんが咀嚼して作る茶碗です。時に定石を外したものが、本質を捉えることはままあることです。実際に手に取りお確かめ頂ければと思います。

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 志野茶碗

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 黒織部茶碗

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 瀬戸黒茶碗

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 灰瓷四耳花器

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 鉄地象嵌梅瓶

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 瑠璃釉花入


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-24 18:05 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 風流

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の7日目。会期は残り2日となりました。

白磁に書かれた赤絵。ご覧の通り、筆による朱色の漢字が書かれています。下地の白を活かしたリズミカルで風通しのよい運筆です。いずれも自然を詠った言葉が選ばれています。

いまや風流風雅の世界は、その抽象性から特定の和趣味の範囲に留まりがちですが、本来誰しも持ち合わせた高度な感性です。言葉の意味と共に、その行間にある風流を感じて頂ければと思います。

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 赤絵大壺(いろはにほへと)

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 赤絵大鉢(月静林無、葉雲寒菊有花)

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 赤絵ぐいのみ(無一物、福如雲、如白雲、無量壽)

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 赤絵一輪挿し(日高く花影を散じ風定まりて竹に聲無し)

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 赤絵湯呑み(雪月花、鳥歌花舞)

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 赤絵飯碗(花鳥風月)

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 赤絵飯碗(春蕪秋野)

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 赤絵掛花(花鳥風月)

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 赤絵掛花(陽月山河燃)


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-23 18:05 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 釉たまり

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の6日目。

白磁の片口と高台皿。片口とはいえ、平鉢は見込みが広く酒器よりも盛り付け鉢として。いずれも薪窯で焼かれたものです。口縁にまかれた鉄分が程良いアクセントになっています。何といっても一番の見所は、見込みに溜まった透明感ある緑色の釉調でしょう。

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 白磁片口平鉢6寸

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 白磁片口平鉢5寸

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 白磁面取高台皿(5寸、6寸)

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 白磁面取高台片口


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-22 19:58 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 黒釉

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の5日目。

光藤さんが定番で作っている黒釉のうつわ。こっくりと深みのある褐色で、料理映えのする色です。李朝の器に例えるなら黒高麗、東南アジアの古陶なら黒褐釉に近い出来栄えです。八角鉢はサイズの刻みも細かく、使い勝手のよいものが見つかるのではないでしょうか。これから秋、冬に向けて煮物など暖かいお料理を盛り付けてください。

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 黒釉八角鉢(5寸、5.5寸、6.5寸、8寸)

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 黒釉片口平鉢(5寸、6寸)

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 黒釉四方鉢(5寸)

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 黒釉八角鉢(5寸、5.5寸、6.5寸、8寸)

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 黒釉皿(7.5寸)

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 黒釉五角鉢(6寸)

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 黒釉皿(7.5寸)


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-21 18:30 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 粉青沙器

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の4日目。

粉青沙器(ふんせいさき、プンチョンサキ=粉粧灰青沙器)と呼ばれる李朝初期に作られた生活雑器をベースにした皿や鉢。今回全て薪窯で焼かれています。穴窯による炎で、たわみや灰被りが見られます。

光藤さんは、元々料亭の専用お庭窯で職人経験があり、多くの食器を作ってきました。料理の器づくりはベテラン。形を整えることは出来る。しかし味わいという抽象的評価は、それぞれの時期の解釈によって変化します。さて、これらをどう焼き物の味として捉えるか。ご判断ください。

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 薪窯三島手皿(6~8寸)

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 薪窯線刻皿(4.5~8寸)

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 薪窯掻き落とし皿(6~8寸)

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 薪窯粉引鉢(7、8寸)

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 薪窯粉引兜鉢(5、6寸)

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 薪窯刷毛目(4.5~5.5寸)


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-20 20:38 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 相対性

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 赤絵壺 花:オヤマボクチと水引

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の3日目。

白磁赤絵壺に、オヤマボクチと水引。壁には光藤さんの書画。中国唐代の文学者・柳宗元の漢詩が書かれています。

木落寒山静、江空秋月高
(木落ちて寒山 静かに江むなしく 秋月高し)

秋の静まった情景を詠った詩です。ここで肝心なのは、この景色を「美しい」とか「感動した」と主観を述べていないことです。単に目に映る状況を綴っただけ。しかし、その客観性は読む側の経験に委ねられて広がりをもたらします。気持ちを決めつけ過ぎない余韻が大切なのです。

これは、器の在り方もしかり。あまりに主観を語り過ぎると、盛られる料理や活ける花の広がりを抑制してしまいます。使う人に委ねる相対性があってこそ、感じ入れるのです。光藤さんは、短歌や漢詩の行間の妙と通じる器を作りたいと思っています。


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-19 18:17 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 雨の休日

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 線刻俵壺

光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の2日目。

しっとりとした雨の休日。静かなジャズと濡れた庭と光藤さんのうつわ。少し時代が逆行した感もありますが、そんなアナクロニズムに浸るのも、また良いでしょう。贅沢な大人の一日でした。


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 9月17日(土)・18日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-18 18:10 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 始まりました

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光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)は、本日よりスタートしました。初日よりたくさんの皆様にご来店頂き誠にありがとうございます。明日18日も終日光藤さんが在廊されます。

近くの川越の氷川神社では「ご縁日」と「わたしの神棚展」も開催されます。三連休の中日となりますが、どうぞ併せて川越にお出掛けください。


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 9月17日(土)・18日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-17 23:59 | 光藤佐展2016

「 光藤佐 展 気韻生動 」 9/17(土)より

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明日9/17(土)より始まる「 光藤佐 展 気韻生動 」 の準備が整いました。総数358点の見応えのある内容です。普段使いの食器も充実しております。初日は、光藤さんも在廊致しますので、どうぞこの機会にご来店ください。


光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 9月17日(土)・18日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する


by sora_hikari | 2016-09-16 18:52 | 光藤佐展2016