カテゴリ:佃眞吾展( 12 )

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 ありがとうございました

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 林竜人さんが使っていた道具

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」は、本日終了しました。会期中は雨や猛暑にも関わらず、たくさんの方々に足をお運び頂き厚く御礼申し上げます。

本展は、佃眞吾さんと、故・林竜人さんの時を超えた二人展でした。企画当初、弊店のような零細商業店での開催に逡巡もありましたが、ご家族のご快諾を頂き、このような貴重な機会を得る事ができました。あらためてご協力への感謝を申し上げます。

林さんがお亡くなりになったのが平成3年の58歳のとき。作家としてはまだまだこれからというご年齢だと思いましたが、ご家族のお話では、晩年仕事はやり遂げた様子であったとお聞ききし、安堵いたしました。

竜人さんのご長女が彫刻家(現在は別職)、ご長男が建築家、次女がグラフィックデザイナーと、木工藝家ではなくとも、ものを「作る」遺伝子はそのまま引き継がれたようです。また竜人さんが復興に尽力した「我谷盆」も佃さんのみならず、何人もの木工作家が作っており、今も生き続けています。

木は形を変えて人の暮らしに役立ち、代を超えて受け継いでいけるものです。林さんのお仕事、佃さんのお仕事も時代を超えて残り続けていくことでしょう。

最後に竜人さんに「ありがとうございました。」とお伝えし、締め括りたいと思います。


これからの営業案内
7/19(火)~22(金) 搬出・設営休
7/23(土)~7/31(日) 新田佳子・松本かおる二人展 会期中無休
8/1(月)~5(金) 搬出・設営休
営業カレンダーはこちら

ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 (地図
営業時間:11時~18時


by sora_hikari | 2016-07-18 18:56 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 工人銘

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」は、明日7/18日(月・祝)で終了します。

佃さんの工房は、京都市の北西の山間部にあります。製作場、木材置き場に併設した部屋には佃さんが集めた骨董品や工芸誌がたくさんあり、仕事の滋養になっている様子が伺えます。

京都で木工職人を15年経験。職人仕事を始めた頃、自主的に通った「黒田乾吉木工塾」の教えが大きく佃さんの仕事へ影響しています。刳り物、塗り物の技術習得はもちろん、それ以上に民藝の知識や作る姿勢を学んだと言います。当時、そこには様々な木工家が集う梁山泊のようなところだったと聞きます。木工塾の壁に貼られていた、柳宗悦が物作りの精神を説いた「工人銘」には感動したそうです。「工人銘」の一部には、こう書かれています。

一.作をして美しきものたらしむべし されど美を工夫すべからず 
一.用ゐられん為に作るべし
一.作る事に奉仕すべし
一.作る事と活きる事とを同一の意味たらしむべし
一.古作品を愛すべし 併しそこに死すべからず
一、無心は美の基礎なり
一、器を作るは自らを作る也
一.作は健全を旨とせよ
一.技巧に死すべからず
一.又知識に死すべからず
一.批評を恐るべからず されど自然には批評を求むべし
一.器を作る前に生活を作る様心がくべき也
(工人銘より一部抜粋 民藝181号 『柳宗悦の遺稿』より)

佃さんの仕事の基本には、こうした教えがあるのです。

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※佃さんのご経歴を知るうえで、こちらのインタビューがよく出来ています。ぜひご一読ください。
工芸とアートのPanorama


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-17 19:54 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 工芸とクラフト

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

彫文入りの栗三段重、塊の木を刳った大きな櫃(ひつ)、一文字を象形化した組み盛器。今の時代にあっていずれも重厚で存在感のある作品です。時代を超えた木工作品を作る姿勢が、佃さんのぶれないところです。

「工芸」と「クラフト」。「工芸」は古典的要素を踏まえたもの、「クラフト」は日常生活を中心にするものと言えるでしょうか。今の時代はクラフト分野(生活工芸)の技術もセンスも上がり、その境界は曖昧になっていますが、目指す方向によって流通先が分かれていることは確かにあります。

佃さんは、本来「工芸」のフィールドで修行を積んで来られた作家ですが、独立してからは「クラフト(生活工芸)」に近い場で発表される機会が多かったと思います。近年は日常木器と同時に、徐々に工芸的要素を強めた作品にも軸足を向けつつあるように思います。

クラフト(生活工芸)全盛の時代に、楔(くさび)を打つような形で現れた佃さん。どちらか一辺倒ではなく、この硬軟自在な立ち位置が、佃さんの面白さだとと思います。「クラフト」と「工芸」の垣根を越えた活動。その融合の大切さを気づかせてくれるのです。

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 栗三段重(拭漆) 幅260 奥行き195 高さ200mm

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 欅櫃 幅350 奥行き240 高さ190mm

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 栗八角櫃 幅260 奥行き260 高さ190mm

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 栗 一文字盛器(三ッ組) 幅400 奥行き300 高さ50mm(1つ)


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-16 18:14 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 志(こころざし)

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

本展では定番の木器の他に一点物の作品がいくつも並んでいます。

佃さんは年に何点かこのような作品を制作します。座辺にあって暮らしの品格を高めるもの。期限を決めず、自分の壁を超える作品づくり。そういう仕事は自分を鍛え、自身の筋肉になります。陶芸家が作る唯一の茶碗や大壺のように、木工家が作るならばそれは何だろうと考えます。独立以来、自分に課すように国画会工芸部への出品も続けています。販売という点において、すぐに答えが出なくても、展示会自体の格を上げ、結果的に良いお客様と出会うのです。新たなものに臨む苦労と喜び。自分を高める「志」が、佃さんの芯を支えているのです。

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 欅厨子 幅140 奥行140 高さ250mm

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 シルキーオーク飾箱 幅220 奥行110 高さ115mm

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 バーズアイメープル飾箱 幅220 奥行110 高さ115mm

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 栗 彫文箱(市松) 幅205 奥行140 高さ110mm

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 栗 彫文箱(大) 幅250 奥行110 高さ140mm

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 栗玉手箱(木地) 幅120 奥行120 高さ80mm
 欅玉手箱(拭漆) 幅120 奥行120 高さ80mm

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 欅 八角合子(拭漆) 幅110 奥行110 高さ100mm

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 栗輪花鉢(木地) 径235 高さ60mm

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 栗盛器(桐箱入) 幅460 奥行395 高さ50mm


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-15 18:06 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 こだわり

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

我谷盆のような素朴な木器とは違った端正な造りの盆や盤です。このような二極にある木の器を同時に作れるのが佃さんの幅の広さでしょう。盆のような平面的な作品であっても、ペーパー仕上げをしていません。鑿(のみ)と鉋(かんな)による仕上げ。そちらの方が木の艶が活き、使い込んでも良い育ち方をするからです。もちろん仕上げをごまかせない分、高度な技術が必要になります。

佃さんの仕事で拘ることは何かを尋ねました。それは何よりも良い素材を使うこと。料理と同じように、いくら調理が上手くとも、素材が良くなければ美味しくならないのと同じように、木の仕事も素材が良くなければいい作品にはならない。特に木器は素材そのものが表に出易いために、まず良質な素材ありきなのです。

適当な素材を使ってしまうと適当なものしか造らなくなる。しかし、一流の素材を使えば、小皿一枚でも大切に心を籠めて作る。独立まもない経済的な余裕がない頃から、素材は贅沢なものを選んできました。それが職人時代から木の事を厳しく学び、木に拘ってきた佃さんの基本姿勢なのです。

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 神代欅木瓜盤 幅380 奥行325 高さ15mm

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 欅木瓜盤 幅380 奥行325 高さ15mm

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 欅入隅皿(大) 幅300 奥行160 高さ10mm
 赤杉隅皿(大) 幅300 奥行160 高さ10mm

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 欅入隅皿(小) 幅180 奥行160 高さ10mm
 赤杉隅皿(小) 幅180 奥行160 高さ10mm

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 神代欅 日ノ丸盆  径370 高さ15mm

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 欅 日ノ丸盆  径370 高さ15mm

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 欅 日ノ丸盆(小)  径270 高さ10mm

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 栗十二角盆 径260 高さ10mm

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 欅輪花盆(拭漆)六弁 幅200 奥行200 高さ35mm

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 神代楡輪花盆(四弁) 幅210 奥行210 高さ35mm

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 欅八角茶托 拭漆  幅110 奥行110 高さ15mm
 栗茶托 木地  幅115 奥行115 高さ15mm

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 神代欅 日ノ丸膳 径420 高さ120mm


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-14 18:15 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 林竜人さんの仕事

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

本展は、佃さんから教えて頂いた故・林竜人(たつんど)さんのお仕事を紹介したい思いから始まりました。

林さんは明治末期に一度立ち消えた我谷盆の復興にご尽力された木工藝家です。昭和7年・石川県大聖寺生れ。我谷村にも近い地域です。元々、彫刻家を志していましたが、昭和30年代に黒田辰秋さん(後の人間国宝)からの請願もあって、我谷盆の見聞を広め、現地を調査し、同志を糾合し、復興の原動力となりました。

ご本名は林竜代さん。その後、作家として「吾太」を名乗った時期もある程、我谷木工を自認する作り手でした。今回展示用にお借りした林さんの作品を見ると、いずれも一木を刳っており、我谷木器に通じると共に、とても彫刻的なアプローチを感じます。また当時の展覧会広告に掲載された作品は、威風堂々とした存在感で、我谷木器を祖形にしながら、徐々に独自の作品へ昇華させたことが分かります。我谷木器の範囲を超えた櫃、膳、飾り台、そして晩年は書刻(木彫看板)も手掛けておられたそうです。

ご生前は弟子をとらず、いわば孤高の作家。自ら民藝作家を名乗ることはなく、あくまでいち木工藝家として自身の造りを目指していたそうです。想像するに、昭和も40年代に入ると思想的な民藝運動も主旨が薄まり、商業的ムードに乗じたスタイル化した民芸が盛んになった頃ではないかと思われます。林竜人さんはそういう状況から距離をとり、創作者としての誇りを保ったのではないでしょうか。

時は平成、いわゆる生活工芸全盛の今、我谷盆という外形的な造形の共通性だけでなく、そういう精神性に於いても、佃眞吾さんと林竜人さんには、奇しくも世代を超えた意識の重なりを感じるのです。

晩年、肺を患い死期を悟った竜人さんは、ご自身の墓石の意匠にも拘ったとご家族からお聞きしました。びしゃん仕上げの墓石の下、今は金沢の風光明媚な地に眠る竜人さんです。時代を超えて「残る仕事」を成し遂げた木工藝家。佃さんも同じ作り手として憧れの人なのです。

以下は、林竜人さんが昭和40年代の個展に寄せた言葉です。

わがた木器の伝承

加賀の国の
雪深い谷間を流るる川沿いに
四百年の昔 人が住み
我谷村がはじまった
生活の中に生れ来た
栗の木つくりの鉢皿が
いつしか町びとの暮らしの
中にも愛され 村びとは
永い冬を作りつづけたが
その伝えは文明の流れに消え
村も水底となった
力強く生き抜いた
器に残るノミのあとは
見る人の心を打つ
今はなき村びとの心を心にうけ
新たな木器のかずかずを
今日の暮らしに仕えんと
ここに作りつづける

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 林竜人さんの展覧会広告と十二角盆

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 林竜人さんの作品陳列

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 十二角刳り抜き盆 幅483mm 奥行483mm 高さ85mm

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 刳り抜き小皿 幅120mm 奥行120mm 高さ45mm

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 刳り抜き皿 幅170mm 奥行150mm 高さ57mm

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 十角小皿 幅137mm 奥行137mm 高さ20mm

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 角盆 幅223mm 奥行223mm 高さ30mm

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 長方皿 幅260mm 奥行70mm 高さ30mm

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 刳り抜き皿 幅140mm 奥行130mm 高さ35mm

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 刳り抜き長方皿 幅270mm 奥行155mm 高さ40mm

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 刳り抜き小皿 幅163mm 奥行155mm 高さ28mm

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 朱塗り皿 幅15mm 奥行145mm 高さ23mm 

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 刳り抜き鉢 幅253mm 奥行253mm 高さ70mm

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 長方皿 幅260mm 奥行70mm 高さ30mm

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 刳り抜き長方皿 幅270mm 奥行155mm 高さ40mm

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 十角小皿 幅137mm 奥行137mm 高さ20mm

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 朱塗梅形盆 幅400mm 奥行400mm 高さ25mm

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 朱塗縁黒盆 幅425mm 奥行325mm 高さ54mm

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 朱塗縁盆 幅370mm 奥行330mm 高さ33mm

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 朱塗扇形盆 幅350mm 奥行280mm 高さ25mm

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 栗抜き大盆 幅585mm 奥行480mm 高さ60mm

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告

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 昭和40年代の展示会広告


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-13 19:17 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 我谷盆とMokki

佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

本展では、佃眞吾さんが個人的に収集した我谷盆(わがたぼん)のコレクションも併せて展示しています。

我谷盆とは、石川県我谷村で江戸時代から明治末期まで作られた生活の器です。栗の木を丸ノミと平ノミで一木角型に彫りあげており、盆の見込みに丸ノミの跡が横切って残っているのが特徴です。屋根ふき用の栗のへぎ板の木端を使っており、ひとつとして同じ寸法のものがないと言われています。農閑期に民衆によって作られた素朴で力強い器です。明治に一旦途絶えた我谷盆は、昭和に入って黒田辰秋らによって再びその美しさを認められました。時は、ちょうど民藝運動が始まった頃に重なり、全国的に日本の民具の再評価がされていた時期です。石川県といえば、加賀文化に育まれた陶磁器(九谷、吸坂)、真坂木工、輪島漆器など大名趣味の絢爛豪華な工芸が盛んな地域ですが、この我谷盆は、そういう文化とは隔絶した民衆の生活から生れた土着的な力強さが魅力的なのです。

佃眞吾さんは、独立した当初から我谷盆に触発された木器を製作しています。栗材を使った無塗装のMokkiシリーズや拭き漆の盆は、佃さんの代表作となっています。佃さんと我谷盆の出会いは、京都の「黒田乾吉木工塾」の修行時代に遡ります。骨董としての我谷盆、そして故・林竜人さんの仕事などを通じて、木の本質を活かした我谷盆の美しさに魅せられたのです。最初は、写すこと。反復から学ぶこと。まずは型が体に入らなければアレンジしても骨格を失います。それは書の修練と通じるでしょう。そして佃さんの我谷盆は、現代の暮らしに合わせた細かな微調整も施されています。しかし何より木に対してごまかしの効かないまっすぐな我谷盆の姿が、佃さんの仕事そのものを象徴しているのです。

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 佃眞吾さん所有の我谷盆コレクション

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 我谷煙草盆とMokki Basket (栗・我谷煙草盆)

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 Mokki Basket (栗・我谷煙草盆) w:265 d:165 h:85mm

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 Mokki Basket (栗・我谷煙草盆) w:265 d:165 h:85mm

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 Mokki Basket (栗・我谷盆升形) w:170 d:170 h:70mm

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 Mokki 中 w:230 d:190 h:55mm

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 Mokki Box w:282 d:245 h:98mm 

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 我谷盆(長手) 木地 w:345 d:180 h:28mm  

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 我谷盆(長手) 木地 w:345 d:180 h:28mm  

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 我谷盆(古式) 木地 w:260 d:215 h:28mm

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 我谷盆(古式) 木地 w:260 d:215 h:28mm

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 我谷盆(八寸) 拭漆 w:240 d:240 h:25mm

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 我谷盆(八寸) 拭漆 w:240 d:240 h:25mm

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 我谷盆(大) 拭漆 w:350 d:300 h:25mm


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-12 23:10 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」  我谷今昔

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佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(~7/18日(月・祝)迄)を開催中です。

江戸~明治、昭和、そして平成。我谷木器の今昔物語。時代を超えた展示品でお迎えいたします。


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 7月9日(土)、10日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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 画像クリックで拡大

佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-10 22:09 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 始まりました

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佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」(7/18日(月・祝))は、本日より始まりました。曇天の中、たくさんの方々にお越し頂き厚く御礼申し上げます。

佃さんのしっかりした仕事に魅せられ、長い時間ご覧になる方が多いように思います。明日7/10(日)も佃さんが在廊されます。引き続き皆様のご来店をお待ちしております。


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 7月9日(土)、10日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-09 18:45 | 佃眞吾展

「 佃 眞吾展 我谷木工・林竜人さんを偲ぶ 」 準備完了

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佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~ 」の準備が整いました。明日7/9(土)から18日(月・祝)までの会期となります。

佃眞吾 作品 132点(展示販売)、林竜人 作品 16点(非売品)、古作の我谷盆 5点(非売品)と、見応えのある内容となっております。明日7/9(土)、あさって7/10(日)は佃さんが在廊されます。この貴重な機会にぜひご高覧頂ければ幸いです。


佃 眞吾展 ~我谷木工・林竜人さんを偲ぶ~
2016年7月9日(土)~18日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 7月9日(土)、10日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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佃 眞吾(つくだ・しんご) 経歴
1967年 滋賀県長浜市生まれ
1990年 京都にて家具職人として働く
1992年 職人の傍ら「黒田乾吉木工塾」に通い木漆一貫仕事を学ぶ
1995年 京都 井口木工所にて家具・指物職人として働く
2004年 京都市梅ヶ畑にて独立
2015年 現在、同地にて制作。国画会工芸部会員

林 竜人(はやし・たつんど) 経歴
昭和七年生れ  平成三年没
石川県大聖寺出身


by sora_hikari | 2016-07-08 13:49 | 佃眞吾展