横山拓也さんの個展






桃居さんで始まった横山拓也さんの個展へ行ってきました。個展にお伺いするのは1年ぶりでしょうか。手びねりで作りだされた形の器。化粧土にヒビ状の皺が入った定番の白のもの。それに加えてマットな質感の薄い白い色の花器が並んでいました。これはまるで、いろんなポーズをとるトルソのような印象です。横山さんの白い器は、同じ線上にありながら、毎回新鮮な印象を受けるのはなぜだろうと思うのですが、きっとそれは造りだされた形が、どれひとつ同じでなく微妙に変化をした手の跡を感じるからだと思います。自分の手で内面にむかって、ひとつひとつ作り続ける静かな姿が、器に表れているように思います。今回の桃居さんの個展に寄せられた横山さんの言葉に、登山家のイメージする「美しいライン」に触れられていますが、それは横山さん自身の作りだす「形」への思いでもあり、またソロクライマーとして岩壁を登る過酷な目標への、真っすぐでそしてストイックな精神性への共感なのかもしれないと思いました。

横山拓也 作陶展
2007年11月19日(月)―24日(土)
11:00-19:00
桃居 (西麻布)

# by sora_hikari | 2007-11-20 00:26 | 横山拓也さん

横山拓也さんの四角皿





横山拓也さんの四角皿です。横山さんの定番の白くてひび割れの出た漆喰のような仕上です。以前、似たような質感が出来ないか陶芸教室で試してみたのですが、とてもこのような風合いにはなりません。試行錯誤しながら真摯にご自身の素材感や形を探求されているからこそ、独自の美しい器が作り出せるのだなあと感心しました。しっとりとした白色の上にケーキや和菓子を載せるとオブジェのようで、食べる前に眺めていたくなります。

# by sora_hikari | 2007-02-01 02:11 | 横山拓也さん

横山拓也さんの黒化粧片口






東京西麻布 桃居さんにて 2006年11月

先日、桃居さんで行われた個展の際の横山拓也さん片口です。横山さんといえば、手練りで作られた器に白い化粧土を練りつけて、下地の土をヒビ状に見せる独特のマチエールのある器を生み出す作家さんです。この独特の器に魅せられた方も多く、桃居の広瀬さんも雑誌などで期待の作家さんとして紹介されていました。工房は、多治見にある貸し工房MAVO。ここは百草を主宰されている安藤雅信さんの運営される工房で多くの有望な作家さんが制作活動をされいる所です。今回、写真でご紹介した片口は、横山さんが始めて個展で並べられた黒化粧の器です。フォルムはやはり手練りによるものですが、黒のマットな無釉の化粧が、器の塊感をより一層強調していて存在感のある片口になっています。定番のヒビ白化粧に加えて、この黒いシリーズも今後どんな変化を見せていくのか楽しみなところです。

# by sora_hikari | 2006-12-02 19:13 | 横山拓也さん

横山拓也さんの個展へ





多治見のMAVOで作陶されている横山拓也さんの個展を見に桃居さんへ。定番の化粧土を練りつけて、土がヒビ状に見える手びねりで作られた白い器。抑え目のしっとりとした釉薬の光沢が綺麗です。また昨年末から手がけられ始めた磁器化粧土を用いたオブジェ風の花器も。さらに今回初登場の黒い器。白い器と同じ土を使いながら、上から黒い化粧土を使われているそうです。また新たな世界観を生み出されるのでしょうか。毎回見るたびに少しづつ新しい試みが感じられ興味深いです。

横山拓也 作陶展
11月13日~18日迄
桃居

横山さんの作品

# by sora_hikari | 2006-11-13 23:02 | 横山拓也さん

< 前のページ 次のページ >