たましいの形姿 @ 無境

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銀座のギャラリー無境で開催されている「たましいの形姿(かたち)」展へ行ってきました。これは、無境のご店主の塚田晴可さんが、骨董情報誌「小さな蕾(つぼみ)」に6年に渡って連載しているコラムで紹介したものを展示する企画展です。塚田さんは、古美術、現代作家の作品など新旧を問わず美しいものを選び、生活の中での楽しみ方を伝える現代の目利きとして知られた方です。展示品は、古いもので経筒、仏像、土器、瓦、ガラス、李朝碗、蝶番など、作家のもので、伊藤正さん、喜多村光史さん、赤木明登さん、設楽享良さんのもの等、多様なものが並んでいました。骨董的価値があるものも、現代の作家のものも、ジャンル・時間にとらわれず、その真髄にある美に目を向けた品々です。塚田さんが分かり易い例えで説明してくださいました。高級な大間のマグロも、安価な旬なサンマも、希少性や価格に関係なく、そのおいしさに区別はないのだと。つまり美しいものにも境はない。それが無境。なるほどです。生活のなかで心を幸せにしてくれる、食べ物だったり、本だったり、音楽だったり、そういうものと同じように、こういうモノと触れ合うことは豊かなことなんだと思います。それをどう感じるかは、自分自身の心、そのものを鏡のように映していることなのかもしれません。


たましいの形姿
2009年2月9日(月)~28日(土)  日曜・祝日休
10:30~19:30
GALLERY 無境 (東京・銀座) ※ホームページ
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※無境のご店主、塚田 晴可さんが出された書籍です。

「暮らしのなかに 新・古美術」
淡交社 2008年2月出版 ※Amazon
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「美神の邂逅」
里文出版 2002年2月出版 ※Amazon
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by sora_hikari | 2009-02-11 00:35 | 見て歩き

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