成田理俊さんのフライパンとS字フック

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クラフトフェア松本 2008年5月

群馬県で制作されている成田理俊さんのものです。鉄のフライパンは直径18センチほどで、ひとりサイズといったところです。把手も鉄なので火に通すと熱せられて熱いです。もっと便利なフライパンはありますが、そういう不便を超えて、なにか鉄のもつ無口で無骨な魅力のある調理道具といった感じがします。手間のかかる料理よりも、焼く・炒める、それだけ。そういったストレートな工程が似合いそうな気がします。キャンプで直火にかけてワイルドに調理するのも絵になりそうです。S字フックの方は、逆に鉄なのにとても細い角材で出来ていて繊細な手仕事を感じます。いろいろなものを掛けて置くのに便利です。成田さんのこういったイアンテリア用の部材は、鉄のもつ強さと、線の細さのバランスが美しいです。小さな鉄の作品づくりを始めてから、まだ数年しかたっていないとのことですが、しかっりと成田さんらしい鉄の世界を表現されているように思います。

by sora_hikari | 2008-06-19 21:30 | 成田理俊さん

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