喜多村光史さんの湯呑

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麻布十番 さる山 2007年9月

先日、さる山さんで開催された喜多村光史さんの個展の際のものです。これは新作ではなく、さる山さんで使われていた湯呑を譲っていただいたものです。喜多村さんの柔らかい粉引は貫入への染みが入り易いですが、これはその渋が既に入った状態のものです。青山のお料理屋さんで使われていた湯呑を以前見たことがあり、毎日使い込まれ、貫入の渋と金継された様子が綺麗だなと思っていました。この湯呑の変化を、汚れと感じるか、味わいと感じるか、人それぞれだと思います。時間を経て馴染んできた白の肌合いは、艶やかさがとれて落ち着き、優しく見えます。

by sora_hikari | 2007-10-17 21:07 | 喜多村光史さん

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