青山二郎の眼 展

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世田谷美術館で開催されている「青山二郎の眼」展へ。稀代の目利きとして知られる青山二郎。生涯特定の職を持たず、時の文化人たちと交わりそして教え、骨董度胸の据わった変人。そんなイメージのあった青山二郎が見立てた骨董の品々が陳列されています。朝鮮白磁、ととや、堅手、粉引、古唐津、萩、、。どれも写真で見た逸品が眼前に置かれ、言葉なく魅せられます。蘊蓄骨董の悪しき走りと見るか、真髄を見極めた天才と見るか。しかし固定化された価値観や知識はなくとも、見とれてしまうそこに置かれた品々の存在感は、素直にすごいと感じさせられます。

「青山二郎の眼」展
2007年6月9日(土)-8月19日(日) 
世田谷美術館




天才 青山二郎の眼力
白洲 信哉 (著)
新潮社 (2006/8/24刊)

by sora_hikari | 2007-08-17 01:56 | 見て歩き

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