2007年 06月 10日
水野幸一さんの銅彩鉢
クラフトフェア松本 2007年5月
土岐市で作っていらっしゃる水野幸一さんの銅を使った釉薬で仕上げた鉢です。水野さんの器といえば、とても薄くてシャープな白磁をイメージしますが、最近はより表現の幅を広げて新たなテクスチャーにもチャレンジされているようです。この鉢は薄く仕上げられた丸い鉢に、銅を混ぜた釉薬がかかり部分的に金色に発色しています。どうすればこのような色合いになるのかわからないのですが、不思議な色の変化に魅せられます。今回のクラフトフェアでは、これ以外にも古い時代を感じさせる化粧の板皿の展示もあり、変化する水野さんのお仕事を見ることができました。これからの作品が楽しみです。
by sora_hikari | 2007-06-10 01:40 | 水野幸一さん