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千葉にある古道具・坂田さんの主宰する「museum as it is」へ行ってきました。現在、グラフィックデザイナーの山口信博さんの個人コレクションの骨董品を展示しています。「白の消息」という書籍の中で紹介された白を基調とする何の変哲もないモノが中心です。モノとしての役割が抜けてしまったが故に見せる何気なさ、飾らない美しさに魅了されます。建築家・中村好文さんの設計による空間とそれらが相まって、現代の普通美の見立てとはこういうものかと感ずるものがありました。お抹茶代わり(?)に出されるホットミルクの白にも心憎い演出を感じます。当日、ちょうど展示を見にこられていた伊藤環さんや李朝好きの方ともお話をさせて頂き刺激の多い日でした。決して利便性の良い場所ではありませんが感度の高い方々が吸い寄せられる何かがあるのだと思います。西欧的な加飾とは違った引き算の美を楽しんだ静かな和のクリスマスになりました。

白の消息 展
~骨壷から北園克衛まで~
2006年9月26日~2007年3月11日迄
museum as it is
千葉県長生郡長南町岩撫41(0475-46-2108)
※来年より展示品が入れ替わるそうです。

白の消息



書籍も美しいモノが素敵な写真で紹介されており見ごたえがあります。

by sora_hikari | 2006-12-25 00:54 | 見て歩き

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