「小嶋亜創展 印判輪舞」 6日目

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小嶋亜創展 印判輪舞」(~12/10迄)の6日目。

筒形の花入。古代壁画のような掠れた印判に風情を感じます。

小嶋さんにとって印判の器は過去に数種類あったものの、これだけまとめて発表するのは今回が初めてです。ここ数年、関東のギャラリーで発表する際には、自らひとつのテーマを決めて、それに専念することを続けています。

先例のない作風にはリスクが伴います。今回の印判は特に難産であったと聞きました。ぎりぎりまで焼成で良い結果が得られず、三窯分が全滅。最後の最後にようやく数が採れた綱渡りだったそうです。

自分にとっても、お客様にとっても、過去の作風の器を提供する方がスムーズですが、敢えて新たなチャレンジを繰り返しています。小嶋さんにとって今はまだ構想のごく一部でしかないそうです。

にも関わらず、お客様の支持を得られるのは、実際に器を使った上で納得する満足感があるからです。事実、リピートのお客様が大変多いのです。この実感こそが、両者の信頼関係を支えているのです。

※写真は売約済みです。


小嶋亜創展 ~印判輪舞(いんばんろんど)~
12月2日(土)~ 10日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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小嶋亜創プロフィール
1978年 長野県上田市で育つ。
1994年 山形県の自給自足を基盤とした高校に入る。
1997年 百姓を志し全国の農家に居候としながら旅をする。
2000年 独学で作陶、築窯開始。
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶生活を営む。
2017年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす。


by sora_hikari | 2017-12-07 17:52 | 小嶋亜創2017

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