「田淵太郎展 幽玄白磁」Objet

田淵太郎展 幽玄白磁」の会期は残り2日となりました。今展は11/11(土曜日)に終了します。

田淵太郎さんのオブジェあるいは花器。重力に圧した塊と垂直に伸びた角柱。対象的な造形です。

中心が抜かれた直方体。無垢の磁土で出来ており重厚な塊と化しています。窯内の圧力によって堪え切れずに割れ、歪み、焼き付いた景色。これ以上では破裂してしまう。これ以下では意味がない。窯内の最終章の美でもあります。

細長い角柱は近作。中は空洞になっており台座により直立します。表面に焼き付いた窯変と伴に、熱による変形が垂直の秩序を崩します。直線の人為的造形に、窯の神が手を加えた僅かな揺らぎ。この共同作業がこの新作の見所でしょう。

d0087761_22265363.jpg


d0087761_2227193.jpg


d0087761_2227712.jpg


d0087761_22271485.jpg


d0087761_22272224.jpg


d0087761_2227303.jpg



田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

d0087761_2331032.jpgd0087761_23113443.jpg
  窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm

田淵太郎プロフィール
1977年  香川県生まれ
2000年  大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年  香川県高松市に穴窯を築窯
2017年  現在、同地にて制作


by sora_hikari | 2017-11-09 18:00 | 田淵太郎2017

<< 「田淵太郎展 幽玄白磁」工房 「田淵太郎展 幽玄白磁」花 >>