「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」 開催のお知らせ

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10/7(土)から10/15(日)に開催する「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」のお知らせです。

枯れた肌合いの唐津焼と清涼感ある染付の有田焼は一見すると性質の全く異なる焼き物に見えますが、歴史を遡りその成り立ちを知ると、実は根底で繋がる兄弟関係であることが分かっています。江戸時代に日本の食器文化が大きく変化する原動力となった焼き物産地。その因果を知ると日本の焼き物史のターニングポイントが見えてきます。

佐賀県唐津市の梶原靖元さんと有田町の豊増一雄さん。同世代であり、若い頃に京都で修行経験があり、それぞれの産地で源流を探究する焼き物づくり、さらには韓国・中国陶磁器への取り組みなど、唐津と有田という歴史と土地で結ばれた作り手なのです。

梶原靖元さんは桃山から江戸初期に作られた古唐津をはじめ、そのルーツである韓国や中国に及ぶ焼き物の本質を求めて作陶しています。かつて陶工たちが行った土作りから窯の焚き方を丹念に研究し、その基本原理に倣って当時と同様のものを再現するのです。一方、豊増一雄さんは、江戸初期に日本で初めて作られた磁器である初期伊万里や、その源流となる元・明時代の中国の青花(=染付)に通じる古典的な作行を求めて日々精進しています。

お二人とも既に確立した作家の立場を得ていますが、今回敢えてこの組み合わせで二人展を開催することに意義を感じました。昨今人気の高まる古唐津や初期伊万里。その起点と現代の唐津と有田を巡る貴重な展覧会になることと思います。どうぞ皆様のご来店を心よりお待ちしております。店主

梶原靖元プロフィール
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯で修業
1986年 京都 平安陶苑に勤務
1989年 大丸北峰氏に師事
1997年 佐賀県唐津市相知町に築窯
2017年 現在、同地にて作陶

豊増一雄プロフィール
1963年 中国上海市生まれ
1990年 京都府立陶工訓練校 修了
1990年 八世高橋道八に師事
1993年 佐賀県有田町に戻り作陶
1994年 同地にて陶房七〇八を開窯
2017年 現在、佐賀県有田町にて作陶


梶原靖元・豊増一雄 二人展 ~唐津と有田~
2017年10月7日(土)~15日(日) 会期中無休
作家在廊日10月7日(梶原・豊増)、8日(豊増)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図

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by sora_hikari | 2017-10-02 18:23 | 梶原靖元・豊増一雄

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