「 白石陽一展 土の現象 」 開催のお知らせ

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7月22日(土)から30日(日)に開催する「 白石陽一展 土の現象 」のお知らせです。

大地は太古の時代より、地殻変動によって隆起を繰り返し、風雨にさらされ山を削り、壮大な地形を生み出してきました。土を素材とする陶芸の世界。日常作業のなかで、バケツの中の粘土が乾いた後にできる自然な陥没や皹(ひび)割れに、ミクロながらも地質のダイナミックな現象を見る事があります。泥状の粘土が作り出すこの景色を、そのまま手を加えずに留める事ができれば何と美しいことだろう。土の自然現象をトリミングしたい。白石さんの作品の根底には、そんな思いが貫かれています。

岐阜県瑞浪市で制作する白石陽一さん。社会経験を経て、多治見意匠研究所へ入所。その後、個展やグループ展を中心に活動しています。白石さんの作る陶芸作品は、泥奬鋳込み(でいしょう・いこみ)を基本とする技法です。泥状の磁土を型枠に流し込み、乾燥によって生まれる土の表層をそのまま活かしたオブジェ、花入れ、食器を製作しています。

陶芸の場合、焼成の段階で窯の中でおこる自然現象に委ねることは一般的なことですが、白石さんの場合、粘土の成形の段階でなるべく人為的な手を加えず、土の物理的な現象をそのまま作品に取り入れるのが特徴なのです。

今回、従来より手掛けている泥奬鋳込みの作品の他に、粒状にした粘土を型枠に集積させ、荒々しい土の表情を焼き固めた新作も出品します。土の粒子が生み出す造形を客観的に捉えた白石作品。人智の及ばぬ「土の現象」をアートピースや器の中に封印した美しい景色に、きっと魅せられることでしょう。

夏の盛りの開催となりますが、是非ご高覧頂ければ幸いです。店主

白石陽一プロフィール
1981年 福岡県生まれ
2010年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
    個展・グループ展などで活動
2017年 現在、岐阜県瑞浪市にて制作


白石陽一展 ~土の現象~
2017年7月22日(土)~30日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時 
作家在廊日 7月22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2017-07-17 18:00 | 白石陽一展

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