2016年 11月 05日
「山本忠正展 伊賀の土鍋と白い器」 土鍋の生れる里
「山本忠正展 伊賀の土鍋と白い器」の8日目。会期は明日11/6(日)で終了いたします。
山本忠正さんが暮らす三重県伊賀市丸柱は、「やまほん陶房」の他、大手の「長谷園」、中堅の「土楽窯」など土鍋の生産で有名な窯元がある町です。車で30分ほど離れた信楽は観光向けの陶器店が連なりますが、こちら伊賀丸柱は、山に囲まれ田園風景の広がる静かな地域です。
「やまほん陶房」は、4代まで遡ることができる伊賀焼きの製陶所。山本さんのお父様のご病気により、長男である忠正さんが家業を継ぎました。今は職人さん数名と山本さんご自身も製造に携わる陶房です。陶房からも見える「ギャラリーyamahon」。忠正さんの弟である忠臣さんが主宰されています。
工場では「やまほん陶房」ブランドの土鍋が、山本さんと職人さんの手によって日々作られています。大きな窯を週間ペースで焼いています。小ロットの注文からも受けられる小回りの効くのが特徴です。もちろん土は伊賀の粘土によるもの。伊賀土鍋の誇りあるお仕事を貫いています。
この季節は、生産も一番お忙しい時期でしょう。そんな中、作家としての制作に時間を割いて今回の個展を受けてくれました。立会いからすぐに戻り、今日も明日もロクロを回し、窯に火を入れます。失いたくない伊賀の里の風景です。
山本忠正さんが暮らす三重県伊賀市丸柱は、「やまほん陶房」の他、大手の「長谷園」、中堅の「土楽窯」など土鍋の生産で有名な窯元がある町です。車で30分ほど離れた信楽は観光向けの陶器店が連なりますが、こちら伊賀丸柱は、山に囲まれ田園風景の広がる静かな地域です。
「やまほん陶房」は、4代まで遡ることができる伊賀焼きの製陶所。山本さんのお父様のご病気により、長男である忠正さんが家業を継ぎました。今は職人さん数名と山本さんご自身も製造に携わる陶房です。陶房からも見える「ギャラリーyamahon」。忠正さんの弟である忠臣さんが主宰されています。
工場では「やまほん陶房」ブランドの土鍋が、山本さんと職人さんの手によって日々作られています。大きな窯を週間ペースで焼いています。小ロットの注文からも受けられる小回りの効くのが特徴です。もちろん土は伊賀の粘土によるもの。伊賀土鍋の誇りあるお仕事を貫いています。
この季節は、生産も一番お忙しい時期でしょう。そんな中、作家としての制作に時間を割いて今回の個展を受けてくれました。立会いからすぐに戻り、今日も明日もロクロを回し、窯に火を入れます。失いたくない伊賀の里の風景です。
山本忠正展 ~伊賀の土鍋と白い器~
2016年10月29日(土)~11月6日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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プロフィール
1972 三重県伊賀市丸柱生まれ
1996 金沢美術工芸大学 彫刻科卒業
1998 京都窯業訓練校卒業
1999 家業である「やまほん陶房」を継承
2016 現在、同地で陶房運営と共に個人活動中
by sora_hikari | 2016-11-05 18:05 | 山本忠正展2016