「小嶋亜創 展 下手の美」 開催のお知らせ

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11月28日(土)~12月7日(月)に開催する「 小嶋亜創 展 ~下手の美~ 」のご案内です。

長野県大町市で自給自足の暮らしを続ける小嶋亜創さんの個展。今回の副題は「下手の美」としました。下手(げて)とは、文字通り下手(げて)ものの意味ですが、「民藝」の元になった言葉でもあります。大正十五年に柳宗悦が越後タイムスに寄稿した「下手ものの美」には、上等品である「上手(じょうて)もの」に対する用語として使われています。それは、民衆が用いる雑具であり、そこにこそ無心の美が宿ると説いています。

小嶋さんの作る器には、この「下手の美」の概念が根底にあります。日々の暮らし方と繋がる造形性、気取らぬ実用性、健やかな価格付けなど、全てに一貫した思想が貫かれています。今回の個展では小嶋さんの考える「やちむん」の器をご覧頂けます。沖縄の焼き物の美しさを再発見したのは、やはり柳宗悦を始めとする民藝の創始者たちでした。それは、現代のやちむんブームとも繋がっています。

小嶋さんは、古典の「やちむん」のもつ大らかさと土着的な文様に惹かれ、今回の個展に臨むことになりました。かといって忠実な再現が目的ではなく、あくまでその根っこにある「下手の美」を捉えようとする試みです。焼き膚に拘り、太筆による大胆かつ作為を抜いた絵柄。それは沖縄から、さらに南洋の民陶まで広がる世界観に繋がることでしょう。この季節、恒例の第5回目となる小嶋亜創さんの展示会です。どうぞ庭の紅葉と共にお楽しみ頂ければ幸いです。店主

プロフィール
1978年 京都で生まれ、長野県上田市で育つ
1997年 百姓を目指し全国の農家に居候しながら旅をする
2000年 独学で作陶を始める
2004年 長野県大町市に移住し半農半陶の生活を営む
2015年 現在、同地にて百姓と陶芸の日々を過ごす


小嶋亜創展 ~下手(げて)の美~
2015年11月28日 (土)~12月7日 (月) 会期中無休
営業時間 11時~18時
作家在廊日 11月28日 (土)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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by sora_hikari | 2015-11-20 10:00 | 小嶋亜創2015

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