黒田辰秋の世界 @ 横浜そごう美術館

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横浜そごう美術館で開催中の「黒田辰秋の世界」展を見に行きました。民藝に触発され木漆工一筋に生きた人。当初は塗師の家系に生まれましたが、その分業制に疑問を感じ、独学で木地から仕上げまで一貫制作しました。力強くどっしりとした輪郭に、木と漆の艶めかしさを併せ持った美しい仕事の数々。生前、黒田辰秋の作品の理解者であり、顧客でもあった文化人たち(柳宗悦、河井寛次郎、鍵善良房、白洲正子、小林秀雄、武者小路実篤、川端康成、黒澤明)の愛用品ごとに会場構成されている点が、この展示会のサブタイトルである「目利きと匠の邂逅」を意味しています。木の性質と魅力を知り尽くした職人肌の巨匠。晩年には人間国宝に。民藝の流れに置かれる黒田辰秋ですが、決して下手の作でなく上手の仕事という点からは、より作家的であったと言えるでしょう。最近、このように古典や技をきちんと踏まえた仕事に惹かれます。


生誕110年 黒田辰秋の世界 ~目利きと匠の邂逅~ 
2月1日(土)~3月10日(月)
開館時間:午前10時~午後8時
※最終日は午後5時閉館、入館は閉館の30分前まで
横浜そごう美術館
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by sora_hikari | 2014-02-07 00:15 | 見て歩き

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