中西洋人 展 @ DEES HALL

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南青山のDEES HALLで開催されている中西洋人さんの個展に行ってきました。中西さんは、木工の作家。朽木をろくろ挽きしたり、刳ったりした壺状の花入れを主に作っています。一般的な木工作品では使用しない朽ちた部分や、虫食いの部分を選んで素材とします。その姿は、土器のような形状をしています。回転体として作られたその壺は、一部を失ったまま、次の欠片と繋がりながら、ひとつのまとまった造形を保っています。それは欠けた部分を見る人の意識によって補完することで、壺という形を成しています。いわば見る側が、その壺に自分の意識を投影することで完成するような感覚です。自然に枯れて風化した木の表情が、時間の経過を止めて中西さんの手によって再生されます。これらの壺に、坂村岳志さんによって、近くの青山墓地で育った草花が入れられています。一度時間を止めた枯れ木に再び生命が与えられた姿には、静かな感動が沸き起こってきます。今回がDEES HALLで3回目となるお二人による展示。益々、深みを増した世界です。


中西洋人 展  (挿花・坂村岳志)
2013年11月12日(火)~19日(火)
12:00~20:00 ※日曜及び最終日は18:00終了
DEES HALL ホームページ

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by sora_hikari | 2013-11-13 23:54 | 見て歩き

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