津田清和 硝子展 @ 桃居

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西麻布の桃居で開催されている津田清和さんの個展に行ってきました。津田さんは奈良県葛城市でガラスの仕事をされています。津田さんの作るガラスは繊細でエレガント。凛としたその姿は、総じて技術が高く、理知的な印象があります。しかしそれは決して人を寄せ付けない冷たさではなく、生活空間に溶け込む自然体な心地よさです。それは自然の煌めきを旋律に変えて揺らぎと緊張の狭間を行き来するドビュッシーのピアノ曲のような印象でしょうか。今回展示されているのは、コップ、ボウル、プレートなどのガラス食器、蓋の付いたガラス容器、そして古代ガラスのような青銅の筒もの、黒錆色の花器などで、津田さんの手掛ける全般的なお仕事を見ることができます。食器類は、モールやツイスト、あられ模様などを施したものが多く、流麗で柔らかなガラスの表情をしています。また金属を表面に焼き付けた筒ものや花器は、発掘された古代のガラスを彷彿させるものがあり、ある種の宝飾の世界に通じる工芸的な細密度を覚えます。ガラスの展示会は夏の季節に集中しますが、これから落葉の景色や、静かに火の灯る冬の日も良く似合う津田さんのガラスの器です。


津田清和 硝子展
2012年10月5日(金)~9日(火)
11:00~19:00
桃居 (東京・西麻布) ホームページ

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by sora_hikari | 2012-10-06 01:38 | 見て歩き

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