関昌生 wire object展 @ UNTIDY

西荻窪のUNTIDYで開催されている「関昌生 wire object展」に行ってきました。関さんは、福岡の吉井町で「四月の魚」というお店を主宰されています。お店では古道具や作家ものが扱われているそうです。お店の運営の傍ら、このような針金を使った作品づくりをされています。元々は本のしおり等の実用品を作っていたそうですが、UNTIDYのご店主のお声掛けによってオブジェ作品が広がっていったそうです。関さんのワイヤー作品は、今は多くのお店で目にすることが出来ますが、このUNTIDYでの展示がいわば関さんのワイヤーワールドの起点となっています。関さんのワイヤー作品のユニークなところは、何といってもその不思議な空気感です。細い線が繋がって構成された立体は、空気そのものを取り込んだ彫刻のような存在にも見えますし、建築の構造体のようにも見えます。デュシャンのような抽象的な造形から、いもむしや鳥などの具象的なものまで幅があるのが面白いです。「四月の魚」と言えば、早くから錆びたジャンク品などを見立てて、独特の眼を築いた先駆的な存在です。2008年に行われた同展の際の作品と共通するところと、変わったところ、いくつか新たな発見のある展示会でした。

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関昌生 wire object展
2012年7月28日(土)~8月5日(日)  会期中無休
12:00~19:00
UNTIDY(東京・西荻窪) ホームページ

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by sora_hikari | 2012-08-03 01:12 | 見て歩き

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