シルクロードの残香 展 @ Sundries

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南青山のSundries(サンドリーズ)で開催されている「シルクロードの残香展」へ行ってきました。これは、中央アジアと言われる地域の古い欠片を集めて展示した内容になっています。中央アジアとは、旧ソ連だったカザフスタン 、トルクメニスタン、ウズベキスタン 、タジキスタン、キルギスタンの地域や、広くはウイグル自治区、モンゴル地域、チベット地域までを含むアジアの内陸のエリア(wikipedia参照)。かつて東西の貿易ルートの要衝地だったところ。そこは東西の貿易が交錯し、文化的にも中東や中国が混ざりあった地域です。この展示会では、その地域で6世紀から8世紀頃に作られた壁画、塑像、壷、布などの残欠を見ることができます。時代的に1000年以上も前のものですから、完品はなかなか見つからず入手できるものは、欠片になったものが多いのだそうです。しかし却って、そういう欠片だからこそ、時間が堆積して凝縮された存在感や、欠けているが故の美しさを感じることが出来るように思います。壷の一部であった飾り、ストゥッコと言われる漆喰の塑像の一部、割れた壁画に残る仏陀の絵、わずかに残る褐釉、緑釉の色彩。まさに、どれも悠久の時を経てきたシルクロードの残香を感じます。中国美術やオリエンタルアートを扱う古美術商の方たちによる品々ですが、骨董という枠をはずして見ても魅力のある展示内容だと思います。


シルクロードの残香 展
2010年3月9日(火)~14日(日)
12:00~19:00
主催 / 古美術商 石橋、古美術 井上
Sundries (東京都港区南青山4-10-15 / 03-5411-0799) 地図

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by sora_hikari | 2010-03-11 22:10 | 見て歩き

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