ギャラリーやまほん 展 @ CLASKA

d0087761_0141492.jpgd0087761_0142638.jpg
d0087761_0144282.jpgd0087761_0144996.jpg
d0087761_0145662.jpgd0087761_015445.jpg
d0087761_01605.jpgd0087761_016960.jpg

目黒のCLASKA3階にあるDO(ドー)で開催されている「ギャラリーやまほん展」に行ってきました。やまほんは、三重県伊賀丸柱の静かな山間にあるギャラリーです。開設して10年。その企画性、取り扱い作品のクオリティの高さで知られています。主宰は、山本忠臣さん。元は建築設計のお仕事をされていたそうですが、ご実家の都合で地元に戻り、家業である製陶所を手伝いながら、倉庫を改装してギャラリーにしたのだそうです。今でこそ、多くの人に知られるギャラリーですが、開設当初は人家も少ない場所での開業に先行きを危ぶまれることもあったそうです。元々現代アートに関心があり、陶芸家の植松永次さんや古道具 坂田さんとの出会いを通じて、ギャラリーとしての内容が広がっていき、7年を経たぐらいから軌道に乗り始めたとのことでした。今回、東京で開催されたこの展示会は、そのギャラリーやまほんの出張イベント。やまほんで扱われている作家の作品が多く展示されています。昨年末に急遽持ち上がった企画だったため、この展示の為だけに用意したものは少なく、多くは伊賀のギャラリーで常設している作家のものを持ちこんでいるのだそうです。それ故に、普段のままのやまほんの展示品を一挙に総覧できる内容になっています。そこには、いまの生活工芸の世界で名前の知られた錚々たる方々の作品が並び、贅沢な展示内容になっています。また工芸品と並列にオブジェやアートピースが扱われているところに、このギャラリーの意思が感じられます。ギャラリーやお店というのは、ある種の編集作業なのだと思います。誰を扱い、何を置くのか。同じ作家、同じ商品を扱ったとしても、それをどういう切り口で表現するのか。そして何を選ばないのか。そういう取捨選択の結果、お店の顔が自ずと作られてくると思います。いわば、やまほんというギャラリーは、山本忠臣さんという編集者によって表現された空間誌面なんだろうと思います。年に5回程度の企画展をされていて、どの内容も見ごたえのあるものばかりです。毎回伊賀まで足を運ぶことは出来ませんが、ぜひまたあの環境と空間に触れてみたい衝動に駆られる展示会でした。

・ギャラリーやまほん  ホームページ
・山本さんの取材記事


ギャラリー やまほん展
2010年2月5日(金)~21日(日)
11:00~19:00
CLASKA 3F / ギャラリー&ショップ DO (東京・目黒) ホームページ

出展作家
mon Sakata、ヨーガンレール、安藤郁子、安藤雅信、井山三希子、井上美樹、猿山、恩塚正二、梶なゝ子、岸野寛、岩田圭介、岩田美智子、岩本忠美、細川護光、三谷龍二、城進、植松永次、清水善行、赤木明登、川合優、辻村唯、辻和美、内田京子、日置路花、百草、富井貴志、望月通陽

d0087761_375317.jpg


by sora_hikari | 2010-02-05 23:54 | 見て歩き

<< 平松壯 陶展 @ sagio 上泉秀人 WEEK @ 日々 >>